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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■起きて、床を取り上げて歩け -9 / 大嶋重徳

2016年11月29日 | Weblog
2016/11/29放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。

聖書には38年間ベテスダの池で寝たきりの人が癒された出来事が記されています。イエス・キリストは彼に38年間寝たきりであった彼の布団を畳むように語られ、「もう罪を犯してはならない」(ヨハネ 5章14節参照)と言われました。イエス様は病気が彼の問題ではなく罪が問題であったことを見抜いておられたんのです。

 今朝、この38年もの間寝たきりの彼に近づかれたようにイエス様はこのラジオをお聴きのあなたの傍らにじっと立ち、あなたの布団のそばまで来てくださるのです。そして語りかけられます。「よくなりたいか?」(ヨハネ 5章6節)

あなたがあなたの人生を苦しみ、長い間やめることのできない罪の生活をもっていたとしても、イエス様はあなたに「よくなりたいか?」と問いかけられます。イエス様はあなたがなぜその罪の中に生きることになったのかも知っておられます。孤独だった。絶望していた。最初は本当にちょっとした気まぐれから始めたことだった。一緒にしないと友達になってもらえないから。・・・しかしそれがいつの間にか、いつの間にか、罪悪感も少しずつなくなり、むしろ快感になり、隠れてその罪犯すことが止められなくなり、誰も見ていないだろうと思っているあの罪この罪。罪赦されて新しく生きて行くことを諦めてしまっているあなた自身に、「起きなさい。あなたの罪は私はすべて十字架にかかって身代わりに背負ったよ。あなたかは罪赦されて新しくなった。あなたは起きることができる。私の復活のいのちに生きて行きなさい。」

 今日あなたのその布団を畳みませんか? そしてイエス・キリストと共に歩いていきませんか?

 クリスチャンとは決して立派な人間になることでありません。イエス・キリストに出会い、「よくなりたいか?」と問われ、「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」(ヨハネ 5章8節)と言ってくださるイエス様のことばに応答をする人のことです。そして起き上がり、イエス・キリストと共に歩き始めた人のことを言うのです。イエス様と歩きながら、何度も何度もまた罪の中に潜りそうになるかもしれません。でも今度は、イエス様が私たちの手をしっかりと握ってくださっている。その手が再び私たちを起き上がらせてくださるのです。そのイエス様の手に引かれながら、私たちは今朝も、「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」と招いておられるイエス様と一緒に歩いていきたいと思います。

  ( PBA制作「世の光」2016.11.29放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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