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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神にとって不可能なことはない / 岩井基雄

2023年12月19日 | Weblog

2023/12/12放送

 「世の光」の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 クリスマスの喜びを待ち望むアドベントの時を過ごしています。この「アドベント」とは「到来」を意味するラテン語「アドベントゥス」から来たもので、「救い主キリストの到来」を示します。このアドベントは、 アドベンチャー・冒険 にもつながることばで、神の御子がこの地上に来た事こそ大冒険でした。が、この出来事を受けとめる人々にとっても冒険だったのです。

 神の御使いが、(※ヨセフと)婚約をしていた処女マリアのところに来てこう言いました。
  「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます」(ルカの福音書1章28節)
 
 マリアの驚きをよそに、御使いは続けます。
  「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます」
         新約聖書 ルカの福音書1章30節から32節

 驚くべき内容でした。まだ結婚していないマリアは戸惑います。それもそのはずです。神によって子どもが与えられるなど聞いたことがなかったからです。しかし御使いはそれが神のわざであり、生まれる子は「聖なる者、神の子と呼ばれ」ると語ります。そして御使いは、神の奇跡のわざとして、マリアの親類であり、高齢のエリサベツが妊娠していることを語るのです。そしてこう続けました。
  「神にとって不可能なことは何もありません」
               ルカの福音書1章37節

 人の思いをはるかに越えるわざを行うことができる神様のわざを認めたマリアはこう答えます。
  「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように」
                      (ルカの福音書1章38節)

 それは、すべてを創られた神様に心から信頼し、信仰に生き、自分の人生をも委ねたマリアの決意のことばでした。

 このような神様からのチャレンジに応え、冒険に満ちた人生を通して、このクリスマスの出来事は導かれてきているのです。人生のチャレンジを私たちも受けとめることが出来ます。神にとって不可能なことは何もないからです。

 あなたの人生にも様々な冒険があることでしょう。しかし、この不可能はない神様に信頼して歩むとき、私たちもまた大いなる力と平安が与えられ、どんな冒険の中をも力強く歩んでいくことができるのです。それが、クリスマスの喜びです。


 ( PBA制作「世の光」 2023.12.12送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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