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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■些細な祈りも / 関根弘興

2023年12月11日 | Weblog

2023/9/7放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今週はイエス・キリストがお語りになったたとえ話から、祈りについてご一緒に考えています。前回は、生ける神様を求めて失望せずに祈っていこう、というお話をしました。

 イエス・キリストはルカ11章のたとえ話の後、大変有名なことばをお語りになりました。ルカ11章9節 
 「ですから、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。
  探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。」
 と。

 この「求めなさい」「捜しなさい」「たたきなさい」ということばは、「求め続けなさい」「捜し続けなさい」「たたき続けなさい」という継続を示すことばです。一度で諦めてしまわずに継続的に執拗に祈り続けることが大切ですよ、とイエス・キリストは教えられました。

 しかし私たちは、そうは言っても祈り続けることを止めてしまうことがたびたびありますよね。それは、いくつかの理由があるからです。
 その一つは、「神様は現実の生活に関わりのない方ではないか」と思ってしまうからです。神様は私の生活とは関わりがないと考えたら神様に祈り求めようとはしませんね。ときどき、神様に祈ることは信仰的な、非常に高尚なことなのだから、そんなにしつこく、それも日常の些細なことまで祈ることはしてはいけないのではないか、と思っている人がいます。 
 しかし神様は、私たちの衣食住から生活のすべてに関心を持っておられ、私たちの必要を満たそうと働かれるお方です。ですから、イエス・キリストが弟子たちに教えられた祈りの中には、「日ごとの糧を今日も与えたまえ」と教えられていますよねえ。私たちはどんな些細なことでも祈り求めていけばいいのです。

 私が大学生の時、神様は本当に祈りに答えてくださる方なのかを調べてみようと思ったんです。大学ノートに自分が祈った祈りを箇条書きにしました。そして答えられた祈りは、その上に赤い線を引っぱっていったんです。
どうなったと思いますか? 大学ノートはほとんど赤い線で埋め尽くされたのです。ただ、神様は愛なる秩序のある方ですから、自分勝手な神様の愛に背くような祈りに対しては、「NO、それは与えない」という答えをもらいました。またある時は、「そのことはしばらく待ちなさい」ということも教えられました。祈ってみて、神様は生活の些細なことの中にも働いてくださっている、ということを知ったのです。これはやってみる価値がありますよね。


 ( PBA制作「世の光」 2023.9.7放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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