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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■苦難の時の神への祈りと信頼 / 岩井基雄

2019年11月18日 | Weblog
2019/10/7放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第一月曜日の今日は詩篇108篇の後半から「苦難の時の神への祈りと信頼」と題して、神様の恵みに生かされる人生に心を留めてみましょう。

 この詩篇には「ダビデの賛歌」という表題がつけられていますが、この後半の部分もダビデの詩篇60篇5節から12節の賛美と祈りが繰り返されています。ダビデの時代から下って、バビロン捕囚が終わった後、なおも続く苦難の中で、ダビデの賛美と祈りをなぞるようにして苦難からの祈りをささげ、神への信頼を深めているのです。早速お読みします。

  6 あなたの愛する者たちが助け出されるよう/
        あなたの右の手で救い_私に答えてください。
 11 神よ_あなたは私たちを拒まれるのですか。/
        神よ_あなたはもはや/私たちとともに出陣なさらないのですか。
 12 どうか敵から私たちを助けてください。/
        人による救いはむなしいのです。
 13 神にあって私たちは力ある働きをします。/
        神こそが_私たちの敵を踏みつけてくださいます。
             旧約聖書 詩篇108篇6節、11節から13節

 様々な人生の苦難の中で、聖書のことばを通し、神の民が通った恵みと感謝を思い起こすことはとても重要です。人生の嵐や試練、特に霊的な戦いの中でこそ過去に受けた神からの恵みや愛は私たちに慰めと力を与えるからです。苦難の暗闇の中にあっても、詩篇の作者は自分たちを神の愛する者と自覚しています。そして神様の力強い右の御手に信頼し、その手で救い出して欲しい、と確信を持って祈るのです。
 しかし、彼らが通っている苦悩は決して簡単ではありませんでした。
 「神よ_あなたは私たちを拒まれるのですか。/
        神よ_あなたはもはや/私たちとともに出陣なさらないのですか。

 との自分の恐れや不安を正直に語るのです。その上でこの作者は神様への信頼を深め、人による救いはむなしいこと、神こそが私たちの敵を踏みつけてくださること、そして自分たちも神にあってこそ力ある働きをすることができるのだとの祈りをささげます。
 あなたも聖書が語る神様の恵みとまことを思い起こし、神様に信頼を置き、正直な祈りをささげてみませんか?

 (PBA制作「世の光」 2019.10.7放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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