goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の祈り-34 みこころの天になるごとく / 大嶋重徳

2015年09月22日 | Weblog
2015/9/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。

 聖書にはイエス・キリストが私たちに教えてくださった主の祈りがあります。主の祈りには「御心の天になるごとく地にもなさせたまえ」ということばがあります。

 では幾つか皆さんに質問をしたいと思います。お昼に何を食べるのかには御心があると思いますか? どの学校に行くか、どの会社に就職をするのかには神様の御心があるでしょうか? また誰と結婚するかには神様の御心があるとお思いでしょうか。

 聖書に出て来るパウロという人はこう言いました。「すべてのことは、してもよいのです。しかし、すべてのことが有益とはかぎりません。すべてのことは、してもよいのです。しかし、すべてのことが徳を高めるとはかぎりません。」(1コリント 10章23節) 「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい。」(1コリント 10章31節) 

 ここでパウロは、「すべてのことは、してもよい」と言いました。ただ「何をするにも神の栄光を現わすためにしなさい」と。では「神の栄光を現わす」とは何でしょうか。続いてこの箇所でパウロは言います。ユダヤ人にもギリシャ人にも神の教会にも、つまづきを与えないようにしなさい。私も人々が救われるために自分の利益を求めずどんな事もやっている、と言いました。つまり、人々につまづきを与えず人々が救われるためになっているか、ということが問われているのです。

 私には妹がいて、ある時妹にマー君という彼氏ができました。彼女はある時泣きながら帰ってきました。「私な、今日な、マー君に『クリスチャンの人と結婚したいし、結婚するまでは聖書の言うてる通りに体の関係は持たへん』てマー君に言ってきたんやん」と話してくれました。するとマー君は良い男で、彼女は危ない宗教に捕まってる、俺が助け出したらなあかん、と教会に来てくれたんですね。そして今二人には三人の男の子が与えられ幸せな家庭を築いています。

 私たちが何をするにしても、私たちの生きる生き方が神の栄光を現わし、人々が救われることに繋がっているのであれば、何をしても良いのです。お昼ご飯をうどんにしようがチャーハンを食べようが神様の栄光が現わされるお昼ご飯をきちんと食べれば良いのです。大切なことは、どこの職場で働こうともどんな人間関係の中にいようとも、聖書のことばに従って生きることこそ御心にかなった生き方なのです。

  ( PBA制作「世の光」2015.9.22放送でのお話しより )

******


さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


******
このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする