♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■平和の王としてエルサレムへ/羽鳥頼和

2015年09月26日 | Weblog
2015/9/26放送


 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イエスが十字架につけられる数日前、イエスは弟子たちとエルサレムの近くにやってきました。この時イエスはこれから自分の身に起こることをすべて知っておられました。自分がユダヤ人指導者に捕えられ十字架で死ななければならないことを知っておられたのです。それでもイエスは隠れるどころか堂々とエルサレムに入られました。イエスは弟子たちにロバの子を用意させてそのロバの子に乗ってエルサレムに入ったのです。

 ロバとは王が乗るものでした。王は戦争の時には馬に乗り、国が平和なときはロバに乗っていました。イエスは平和の王としてエルサレムに入られたのです。その時、イエスの弟子たちは自分たちが今まで見たイエスのすべての力あるわざのことを思い出して喜んで大声で神を賛美し、こう言いました。「祝福あれ。主の御名によってこられる方に。天には平和、栄光はいと高き所に。」 弟子たちもイエスを王としてあがめ、喜んだのです。イエスは平和の王であり、本当の平和を人々に実現したのです。

 しかしそれは弟子たちが期待していた方法によってではありませんでした。弟子たちは敵と戦って勝利し自分たちの平和をもたらしてくれるのを期待していました。しかしイエスは全く違う方法で人々に平和をもたらしたのです。

 エルサレムに平和の王として入られたイエスはその数日後、自分自身が十字架に架けられ死ぬことによって、本当の平和を実現したのです。

 新約聖書コロサイ人への手紙1章20節でこのように言われています。
 「そ の十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、御子のために和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです。

  新約聖書のローマ人への手紙5章1節では、更にこう言われています。
 「私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。

 イエス・キリストを自分の王として信頼するなら、私たちは本当の平和を手に入れることができるのです。

 明日は日曜日です。神との平和をいただくために、お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.9.26放送でのお話より )
 
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