お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
クリスマスのシーズンです。言うまでもなくクリスマスはイエス様の誕生のお祝いですよね。ところでキリストがお生まれになった場所、御存知でしょうか。家畜小屋の飼い葉桶の中だと聖書は記しています。
家畜小屋は決してファンタジックな所じゃありませんよね。そこは寒かったり汚かったり臭かったり、孤独で臭い所ですよね。実にキリストが地上で最初に宿とした所は家畜小屋でした。それはこの現実の世の姿を象徴しているような気がしてなりません。家畜小屋が汚かったり臭かったり、孤独で暗闇であったように、キリストが来られた時代も民族間の争いがありました。クーデターがありました。テロもありました。貧困も差別も飢えもありました。ですから聖書はキリストがこの世においでくださったことを、すべての人を照らすまことの光が世に来た(と)、そう言っているんですね。光は明るさだけではありませんよね。いのちを生み出します。暖かさに包みます。キリストの生涯は病んでいる者を癒し、貧しい者に豊かさを与え、不安や恐れから多くの人々を解放し、また罪を赦し、神の愛をもって包みこみましたね。
それは二千年前の時代でしたが、今日はどうでしょうか。町も通りも暗い所(が)、どこもないほどにこうこうと明るく輝いていますよね。しかし世界に戦争があり、貧困があり、飢餓があります。人類史上、今日ほど闇の時代はないんじゃないかと思います。そして個人にも不安や恐れがあります。そして心が病み、心が壊されています。
しかしキリストは言われました。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」新約聖書のヨハネの(福音書)8章の12節ですよね。キリストはあなたのために光そのものとなってくださいます。あなたの心を暖め、そしてあなたを癒し、そしてあなたに元気を与えます。そしてあなたの行く道筋(を)、それが闇でも、照らしてくださいます。そして道であり真理でありいのちとなってくださるお方です。このお方があなたのためにお生まれになったんだ、そのことをぜひ知っていただきたいと思います。
またこのシーズン、お誘い合わせて教会にお出掛けいただきたい、そんな願いでいっぱいです。
(PBA制作「世の光」2005.12.15放送でのお話しより )
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