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安全保障法制の問題点

2015-03-23 11:43:28 | 集団的自衛権の行使容認

安全保障法制の問題点

 前の記事で柳沢氏の考えを紹介しましたが、今朝の東京新聞にも柳沢氏の発言が記事になっていました。
 自民、公明両党が合意した、“他国を武力で守る集団的自衛権の行使を可能にする安全保障法制”の問題点についてです。
 柳沢氏の発言を抜粋します。

危険増す自衛隊員、責任は 安保与党合意 柳沢氏に聞く

 「曖昧な閣議決定の内容から何ら具体化されていない。日本が他国の戦争に参戦することにつながるのに、自衛隊が海外で武力行使する具体的な要件や基準が示されていない」

 「自衛隊員が前線に近い戦地で米国などに弾薬を提供できるようになり、戦闘に巻き込まれる危険は確実に増す。敵国にとって、戦闘部隊への補給路を断つため、弾薬を輸送する部隊を襲撃する方がはるかに効果的な作戦となるからだ」

 「襲撃された他国軍などを守る駆け付け警護や治安維持、邦人救出などの任務では、武器を使って武装勢力を蹴散らすことになる。その際の戦闘では犠牲者が出るだろうし、武器を使えば日本への敵対感情が強まり、後々、自衛隊が攻撃対象となる恐れも高まる」

 「武器使用を前提にした新たな任務を与えるのに、犠牲者を出さず、安全にやれというのは不可能だ。武器を使えば相手も当然、撃ってくる」

 「現実的に大きな影響を与えるのは海外での武器使用の拡大で、自衛隊員の危険度は格段に高まる。政府・与党の国会議員は将来、戦死者を出したときの責任を本当に負えるのか」

 

 旧防衛庁に入り、運用局長や官房長を歴任し、2004~09年に小泉、安倍、福田、麻生の4政権で官房副長官補を務めた柳沢氏でさえ、いやいや、よくわかっている柳沢氏だからこそ「安全保障法制はすっごくへン」って言ってるのに、それでも成立させたいのね、「アメリカのために日本人は血を流さなくてはならない」と言ってる安倍首相は。戦争したい安倍首相は、自民党は。
 むちゃくちゃダメじゃん。
 


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