ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

野沢菜漬けは酸っぱい白菜漬けだった?!

2013-02-07 14:49:47 | びっくり

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
              (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 2か月ほど前にしこんでそのままにしておいた白菜漬けを食べ始めました。

 あのー、“白菜漬けの作り方”を調べてみると、「水があがって、水面に白い幕のようなものができる前に食べきること」とか、「白い幕のようなものができたらダメ。それは腐ってる」みたいな解説をしているのが結構あるん。
  こんな解説を読んだとき、ほんとに「あーらびっくり」でした。 
 発酵と腐敗をごっちゃにしないでおくれよう。
 いま人気のキムチだってさあ、発酵が進むのがあたりまえで、発酵が進んだキムチの使い方がずいぶん説明されてるじゃないか。

 それはさておき、白菜漬けですが、白い幕が張ってますわいな。酸っぱいほうが好きだからなんの問題もありまっせん。

 私が育った場所は東京のベッドタウンといわれるように東京にとっても近いさいたま市。
 冬場はそれほど寒くないんだけど、漬け物はふつうに漬けてました。
 台所には一年中ぬか漬けがあり、冬になると大きな木の桶で白菜漬けを漬ける。4人分ぐらいだから、桶は1つだったなあ。私は8歳ぐらいから一人で漬けてました。
 白菜と塩だけを使っていたからそれがふつうだと思っていて、大きくなってから、白菜漬けをつくるときに昆布やら柿の皮やらを入れるなんていうレシピを見たときには、もう「異文化にであったようなショック」でした。もちろん私が蛮人ということで。
 でも今でも白菜と塩のみ。白菜の甘みがあればそれで充分なんだもの。
 
  で今回は、長期間つけ込んだままにしていたのでかなーり発酵が進んで酸っぱくなっています。緑が濃かった外葉もアメ色がかっていて、それを刻んで食べたら、なんかね、白菜の味というよりはいつかどこかで食べた漬け物の味と姿。

 いろいろ思い出してたどり着いたのが野沢菜漬けでした。ほんとにそっくり!
 調べてみたらそれもそのはず、白菜も野沢菜も「アブラナ科アブラナ属」で、その中でもかなり近い関係らしい。

 いつもはそんなに長く漬けておかないのですが、これの前に漬けたものがまだ残っており、それを食べきってからにしたため、発酵が進んだのです。そのおかげでちょっとびっくりの発見(おおげさ?)ができました。おもしろいねえ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿