中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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このところなぜかおそばを食べたくて、われながらなぜかしら??? と思ってました。
前に鍼灸の先生から、「麺類を食べたいときって、けっこうからだが弱ってるときなんだよね」と聞いたことがあったのでちょっと気になってはいたのですが、どうも違うような気がする。違ってほしい。えへ。
でも、おそばを食べたいなと思っておそばやさんに行っても、ついお酒とおつまみを頼んでしまう。
ちょっと話はかわりますが、私、のびたおそばも好き。
父のいなかが群馬県で、今は片道1時間半ぐらいのところが昔は5時間ぐらいかかりました。で、父がいなかから帰るときにはおそばを持たせてくれたんだけど、なぜかゆでたおそば。
5時間も車で揺られるとみごとに大きなお団子になってるわけです。でも香りがよくておいしい。
そんな生い立ち(わぉ、おおげさですな)なので、ゆでたて締めたてできりっとしてエッジが立ってるようなおそばも好きなんだけど、ちょっとゆるんで香りが立ってるやわらかくなったおそばも好き。
なので、お店でおそばが目の前に来たら、半分ほどはキリッとしているときにいただき、あとは少しおいといて、やわらかな感じになってから食べたいのよ。でも、たいがいのおそばやさんは(特に、腕に自信があるかたは)「さっさと食いねえ」、「きりっと締まっているうちに食べてね」なのよ。
なので、おそばやさんに行くと、「これこれこういうわけで、ちょっとほとびたおそばも好きなので勘弁してくださいね」と言うようにしてました。でもイヤな顔されることが多いの。
ちょっとおいておくと怒られたりしましたわ。確かに、ちょっとおいておくとお団子状になっちゃう。でもそれにお酒をちょっと振りかけてほぐして食べればいいんだよう。じいちゃんたちはそんなふうにしてたよう。
えー、おそばやさんっていいお酒をおいているところが多い。お酒のことを「そば前」なんて言うくらい。で、しつこいですが、私はお酒もおそばも好きなんだよう。きりっとしまったおそばをつまみにお酒をいただき、ちょっとゆるんでホンワリしたおそばでまたお酒をいただきたいのよう。でもそれはおそばやさんから嫌われちゃうのさ。なのでおそばやさんに行ってもついついおそばじゃないものをつまみに頼んじゃうわけです。
そして今日、いつもはおそばではなくおつまみを頼んで極上のお酒をいただいているおそばやさんで、「もう、おそばをすぐに食べきらないイヤな客でごめんね」と心のなかであやまりながら、おそばとお酒を頼んだの。
おそばを口にしたとたんにおそばの甘みが口に広がった! もちろん冷たくきりっと締めたおそばなのにこの甘みと香り! すごいよ! と思いながら半分ほどいただき、あとはちょっとおいといてから食べたら、お団子状にならずに箸で気持ちよくつまめる。
ありゃ不思議、と思ってたら、ご店主が配慮してくださっていたことがあとからわかりました。「そういう食べ方をするの知ってたから、ちょっとおいといても食べやすいように盛りつけました」と。写真を撮っておけばよかった!
うーん、しっかりした技術があるうえに目配りと配慮がすごい。
いつもありがたいのよ。中浦和のおそばやさん「那須家」さん、ありがとうなのよ。
あともう一つ嬉しかったのが、気持ちのよい接客をしてくれる男の子と久しぶりに会えたこと。“就職が決まったので3月ぐらいまではときどき手伝いに来る予定”とのことで、おめでとうだわ! よかったよかった!
あ、男の子じゃなくて青年と言うべきだね。うん、青年、よかったね
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