ノブレスオブリージュって、「 身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳感。」(精選版 日本国語大辞典)
欧米ではお金持ちは大金を福祉などに寄付するのが当然とされているのもこの精神から。
貴族制度や階級社会が残るイギリスでは、上流階層にはノブレスオブリージュ(英語ではノーブルオブリゲーション)の考えが浸透している。第一次世界大戦で貴族の子弟に戦死者が多かったのはこのためで(皆志願して従軍した)、フォークランド戦争にもアンドルー王子などが従軍している。
ノブレスオブリージュという概念を法制化したら「戦争絶滅受合法案」になるのかな。
でも、日本ではノブレスオブリージュの精神は馴染みが薄いのよねえ……だから大企業トップは責任をとらない……「戦争絶滅受合法案」にならって、「原発事故受け合い法案」をつくったほうがいいよねと思ってるけど、原発だけじゃなく全企業に通用する「組織罰」を制定することが必要なんだねえ。
●「戦争絶滅受合法案」
「戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。
一、国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
二、国家の元首の男性の親族にして十六歳に達せる者。
三、総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
四、国民によって選出されたる立法部の男性の代議士。但し戦争に反対の投票を為したる者は之を除く。
五、キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然戦争に反対せざりし者。
上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては召集後軍医官の検査を受けしむべし。
以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。」
戦争いらない。戦争するぞと憲法を改正するのはいらない。危険すぎる原発いらない。
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