人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

遅い夏休みを利用して、秋田内陸線・津軽線へ(3)

2010-09-21 22:00:24 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
いよいよ旅も最終日。この日も朝6時半に起床し、まず朝風呂へ。残念なことに、機械の定期点検のためせっかくの露天風呂が休止となっていた。内湯に浸かり、寝汗を洗い流す。世間的には今日は平日。連休後半に備えて今のうちに機械のメンテということであればやむを得ない。

この日はやや遅めの9時頃、ホテルを出発。美術好きの妻の希望で棟方志功記念館を見た後、車を青森駅駐車場に停め、いよいよJR津軽線乗車だ。

青森11時19分発「スーパー白鳥1号」で出発、蟹田で下車後、11時58分発、三厩行き331Dに乗り換える。331Dはキハ40・48の2両編成だが、なんと非冷房! 今年の異常な猛暑のせいか、9月下旬の、しかも青森だというのに現在の気温は24度。午後からさらに気温が上がれば、9月下旬の青森で夏日という信じられない事態が現実のものになる。誰か助けて、マジ地球おかしいよ。

定刻になり、331Dは蟹田を発車した。しばらく複線電化の海峡線と併走した後、海峡線を右に分けて2両編成の気動車はトコトコ進む。津軽二股駅に着くと、別れたはずの海峡線が再び現れ、しかも津軽今別駅と事実上同一駅で乗り換えもできる。同じ場所に駅があるなら、なぜ同じ駅名にしなかったのだろうか?

詳しい事情はわからないが、乗換可能駅だと知れることに不都合でもあったのだろうか。そういえば、新岩国(山陽新幹線)と御庄(錦川鉄道~旧国鉄岩日線)もほとんど同一駅のようなものだが別駅扱いだ。ここの場合、JRと第三セクター鉄道で、接続駅扱いにしたくなかったという事情は理解できる。だが、JR同士で同一場所にあるのに別駅扱いというのはどうにも解せない。

この場所は、北海道新幹線開業時、「奥津軽」駅(仮称)が開業する予定になっているようだが、「奥津軽」開業時には、津軽二股・津軽今別含め、同一駅としてきちんと整理してほしい。

大平~津軽二股間で長大トンネルを通過した際、開け放たれた窓から冷たい風が入り込み、一気に車内は涼しくなった。その冷気を積んだまま、331Dは12時37分、三厩に到着。津軽線完乗を果たした。

三厩の「厩」は「うまや」と読む。競馬に詳しい人なら厩舎(馬の畜舎)を想像するかもしれない。厩が3つで三厩。昔、厩舎が3棟、この近辺にあったのだろうか。

青森駅で調達した駅弁で昼食を摂りながら、折り返し列車の発車を待つ。車両・編成はそのままに、336Dとなった列車は12時53分、三厩発。13時34分、蟹田着。338Mに乗り換えて、13時47分、蟹田発。北海道に渡る貨物列車と交換などしながら、14時26分、青森に到着した。

青森到着後は、車で5時間半のドライブで帰宅。今年の異常な猛暑のせいか、途中のサービスエリアでは、9月下旬だというのにソフトクリームが延長販売されていた。

今年の猛暑は、いったいいつまで続くのか。

【完乗達成】津軽線

これにより、いよいよJR東日本の未乗車区間は、大湊線と中央本線岡谷~塩尻(みどり湖経由)のみとなった。

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