Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

どこまでも 変わり映えせぬ 民進党

2016-09-16 12:20:50 | 国際・政治

依然、「秋の長雨空」が続く当地愛知である。数少ない良い報は、先日触れた、当地名古屋でも絶大な人気を誇る、浜松の銘菓「うなぎパイ」が、今年初の販売縮小を解かれ、以前の通り、JR名古屋駅周りの店舗多数の扱いが再開された事だろう。

「地元の名産を守りたい」との、JR東海社の姿勢も一定分りはするが、その一方で、その土地の顔である名産銘菓と言えど、実力に基づく大きな支持を軽視する訳には行くまいて。加えて先日、ある民放の旅行番組にて、この「うなぎパイ」の総本家が紹介された効果もそれはあっただろう。とまれ、この銘菓の、これからの健闘をも併せて祈りたい所。因みに、拙好物の一でもありまして。

さて本題。芸能集団「AKB48」のセンター選挙はおろか、あらゆる国政、地方の諸選挙よりも注目度の落ちる野党 民進党の代表選が昨日行われ、前評判通り、蓮舫代行が選ばれた。俺は元々無関心だったのだが、第一印象はまあ「ドッチラケの出来レース」と言う所か。与党各位や保守側が問題にしていた、二重国籍疑惑は未だ解決せず、その様な人物を、我国の公認政党の党首に頂いて良いのか?との疑問が今も強く残る。更に、民進党自体が、与党の自由民主党の「寄り合い所帯」にも劣る「寄せ集め 烏合野合の集団」である所に、この党の代表となる人物の苦悩がある様な。蓮舫新代表は、その事をどれ位理解されるのか、大いに疑われる気がするのだが。

物議を醸した、日共に特亜二党との野党連携も基本維持とか。昨日などは、その志位 日共委員長がしたり顔で「野党連携、選挙協力を加速させたい」意向を表していた。岡田前執行部共々、蓮舫新執行部もカモにしようと言う魂胆だな。もうこれまでのやり取りで、これら三党は、民進党の弱みも知り抜いている事だろう。オカラ前執行部「負の遺産」たる、選対だけの野党連携は、意外と簡単に解消する訳には行かないかも知れない。日共は、その辺りは百戦錬磨で、何かと理由をつけ、連携維持を迫る事だろう。

他の特亜二党も似たもので、一方の社会民主党は、日共並みの質の悪さ。何せ、党首を降りても「女王」として君臨しやがる福島瑞穂こと趙 春花副党首の、策を弄したしつこく不愉快なやり方に、蓮舫新代表が勝てるとは思えない。そしてもう一方、「生活の党 山本太郎となかまたち」の小沢代表も難敵と見て良い。代表選の候補だった、前原前代表は、水面下で小沢代表の援護を求めていたとされ、事実なら、民進は、こうした左派野党全部に弱みを握られてしまった訳だ。

これで、民進左派の菅~枝野ラインは、蓮舫新執行部下でも安泰だろうし、内定した野田幹事長以下の党役員人事が固まっても、大した変革は望めまいて。「夢よもう一度」てな調子で、二度目の政権交代を画策するも、その前に党内がいつまでもまとまらないってな事態にもなりかねない。それを裏付ける様に、最新の世論調査でも、民進の支持率は、依然一桁台のままだ。政権を取り返したくば、現在の自由民主党並みの40%台に乗せる必要があろう。現状ではそんな所業は「不可能」の一言で、下手をすれば蓮舫新代表が「民進最後の党代表」と言う事態もあり得よう。繰り返すが、俺はもう民進党の人事に関心がないので、今回はこれ位にしておく。

今回画像は「うなぎパイ」の総本山、浜松近くの浜名湖辺りを行く、東海道・山陽新幹線の様子。当線の「守護神」とも崇められる試験列車「ドクター・イエロー」の検査巡回の模様。高速運転の上で「安全の要」を担うと共に、「日本が危ない」とのメッセージを日々発している、もう一つの印象とも謙虚に向き合って参る必要がありましょう。現在の祖国日本において、夢や希望が持てない一因は、我国の成り立ちを否定軽視する、野党勢力の側にもあると言う事です。 P.S 次回は9/20(火)以降に掲載予定です。

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東京・豊洲新市場問題 原因は「小さな事」では?

2016-09-14 15:29:51 | 国際・政治

「秋の長雨」の時季に入った。当地愛知も、今週に入っては、連日曇りがちで、時々降雨の優れない空模様が続く。更に、夏前の長期気象情報の通り、台風初号の発生が遅い年は、秋に入って多発するとの傾向も当たって、今、南方では超大型の第14号が台湾方面を、これから発達しそうな第16号が、沖縄辺りから我国本土を窺いそうだと言う。内外問わず、既にかなりの水害に見舞われた地域もあり、今はこれ以上被害が広がらない事を祈るばかりである。

明日9/15は、確か第一野党 民進党の次期代表選が行われる予定。これについて、俺はどうしても関心を持てず、よって拙ブログでも取り上げるのを控えて来た。「やっぱり」と言うか、「所詮は内輪の大騒ぎ」に留まり、国民市民レベルでの盛り上がりに欠けるどころか、話題に上る事も少ない様だ。予想では、二重国籍問題に揺れる蓮舫代表代行が最有力視される様だが、党の将来を慮(おもんぱか)るのであれば、やはりこの問題に決着をつけた方が良いのではと愚考する。まあ党内の問題なので、放置でも良い気はするが、そうなれば、民進党の支持は、何時まで経っても、今の一桁台のままだろう。最早、責任野党としての責務も果たせず、国民市民の信頼回復も叶わない事だろう。これは他の候補、前原元外相や、玉木国対副委員長が選ばれたとしても、大差はない。前置きはこれにて。

さて、責任問題と来れば、東京都の抱える、豊洲新市場の施設設計の大問題。本来、地下部分に施されるべき盛土が行われず、空洞のままのエリアが全体のほぼ1/3に及び、これは当初計画の、専門家チームによる提言と異なると言うのだ。豊洲新市場と言えば、当初はこの11月、約80年の歴史を誇った築地市場より引っ越す事が内定していた。ただ、豊洲新市場の予定地は、かつてのガス会社工場跡地で、有害物質の検出が懸念された為、最近行われた検査の結果を待つと言う事で、来年初に延期される事になっていた。しかしこの事態の露見で、実際の引越し移転の見通しは立たなくなってしまった。一体、東京都はどう言う対処をしていたのか。

この件につき、俺も余り詳しい所は存じないので、多言は控えたい所だが、一つだけ言えそうな所が、2008=平成20年夏に、盛土の提言を行った専門家会議が終わり、ほぼ一ヵ月後に始まった技術者会議に、この提言の内容が正確に伝えられたかと言う疑問だ。これが正しく実行されていれば、少なくとも盛土が実行され、新施設の地下が空洞などと言う事態は、避けられた可能性も大きくあるのではないか。ただでさえ膨らみ易い、工事予算だって抑えられた可能性がある。東京都の担当部署は、当然双方の会議内容を把握していたはずだが、ここに「縦割り組織」の大いなる弊害を見る思いがするのだ。つまり「個々の会議の内容を、棒槍に把握する事はできても、二つの会議の関連を深く理解把握して、新施設の建設に万全を期す態勢を取る事を「しない」のではなく「できない」のではないか。同時に、首長である東京都知事への報告も怠られていた。石原元知事が「騙されたのかも」と嘆かれたのは、その辺りではないのか。

浅い見聞で恐縮だが「大きな間違いも、原因は小さな事である」の意の言葉を伺った事がある。豊洲新市場施設の造作を巡る不祥事を見ると、この言葉が脳裏にちらついて仕方がない。東京都の担当部署の不始末からは「世界に冠たる国際都市を預かる公務員」の自覚などなく、どこかの町村の役場の職員位の認識しかない様に見受けられるのだ。与党都議団は、この経緯を知っていたのかも知れないが、そこはやはり「馴れ合い」の間柄で、不都合なら表沙汰にするな位の事で済ませていた可能性はあるだろう。事実なら、安倍政権の政治生命にも関わるかも知れず、ここは与党も十分な調査を行って、国民市民向けの説明責任を果たすべき。又、当然調査の先頭に立つ小池新知事には、大変な所は分るが、どうか人事を尽くして、不退転の決意で、この問題の全貌を明らかにされる様お願いしたい。

豊洲新市場施設の移転問題は、2020=平成32年の、東京五輪関連施設の工期にも影響するとか。この件に関し、五輪組織委会長の、森 元内閣総理大臣は、小池知事に対し「五輪施設の工期に影響しない様」釘を刺したと言われる。全く、説得力なき言動だ。五輪諸施設もだが、豊洲新市場施設にも、森 元大臣関連の利権が多く関与しているとされる。全く「何言ってんだよ!」の風情。森 元大臣に、今回の諸問題を批判揶揄する資格はない。今回画像は、過日の初冬に訪れた、神奈川・江の島近くの模様。幸運なら、ここから霊峰富士をも臨めるとか。次の東京五輪の、一部競技の候補地にも挙がっているとか。それと、この辺りは人気の音楽集団「サザン・オールスターズ」の本拠地でもありますね。

P.S 続報です。その後の報道などにより、石原元知事は、前述の豊洲新市場施設の地下利用問題に、計画段階から一定関与した模様。同元知事の問責該当の有無が注目されます。

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「文明の衝突」と言う事になれば・・

2016-09-11 15:56:58 | 国際・政治

昨日の事だが、プロ野球セントラル・リーグにて、広島東洋カープが25年振りのリーグ優勝を遂げた。まずは、球団と応援の各位に一言祝意を述べておきたい。今世紀に入り、長らくの低迷を脱しての栄光は、決して平坦ではなかったはずで、そこの所は、同様に低迷を脱したと言われる東京ヤクルト・スワローズと共に、その再生の軌跡は大いに見るべきものがある様に思う。恥かしながら、拙地元の中日ドラゴンズが正にその低迷期。ここは悔しい所をこらえ、面子とかプライドをさて置いても、他球団のあり様に学んでも良い様な気もするのだが。

もう一つ、今日9/11は、2001=平成13年のこの日、米合衆国N.Yにて、国際イスラム武装組織による、大規模な同時テロ行動が決行されてから、満15年経つ事も忘れてはならないだろう。この事件の犠牲は3000人に近いとされ、その原因は、米国の中東における軍事政策への恨みからだと言われる。改めての犠牲各位への弔意と共に、事件の再発を抑えるにはどうすべきかを、引き続き模索する必要があろう。

根深い経済格差や貧困の問題も大きくあろうが、同時に宗教を初め文化面の相違から来る対立や摩擦なども顧慮すべきではないだろうか。この事件もそうだが、多くのテロ事件で見えて来るのは、キリスト教とイスラム教の教義面の衝突だ。「文明の衝突」とも言われる。想えば、どちらも唯一絶対神を奉る一神教。そうであれば、我国の八百万(やおよろず)の神と違って、並び立っての共存は難しい。かくなる上は、やはり一部で強く主張される様に、両宗教は、はっきりと文化的国境を確定して住み分けるしかないのだろうか。永の平和は勿論大切だが、その実現となると、宗教対立から戦争へと進む恐れがある以上、そう言う事も想定しておかなければならないのかも知れない。勿論、文化的国境の保持の為には、相応の軍事力も必要とされよう。

さて「文化的国境」と来れば、我国も決して無関係ではないと心得るのだがどうだろう。先日来の、北朝鮮による複数回の弾道ミサイル発射に加え、核弾頭と思われる、これまでにないタイプの核実験。全てが我国の排他的経済水域EEZに着弾したとされる今回は、探知と迎撃の困難な、潜水艦と移動式発射台から放たれたものであると言う。これまでのものに加えての、より厳しい対北経済制裁と、常時発動の破壊措置命令の継続は勿論だが、「北」のこうした脅威的行動は、先の大戦中の、我国の半島政策への報復的行動でもあると言う。正に、イスラム法で一定認められる「報復無罪」を勝手に拡大解釈したものだろう。

とりあえずの標的は、大韓民国の首都ソウルの由だが、次目標には、我国の在日米軍基地を標的にすると装って、我国本土の攻撃を画策していると見られるのだそうだ。である以上、対北国交樹立など、決して議論さえしてはならないレベルだし、将来に向けても応じない位の姿勢で良いかも知れない。更に事態が悪化する様なら、在日「北」出身者の強制帰国措置も視野に入れるべき。日朝の「文明の衝突」が明確になれば、もう話し合いができるレベルではないからだ。日本人拉致事件か未解決である以上、本当はそんなレベルにはしたくないのだが。

この11月、米合衆国は大統領選を迎える。「北」は、それに備えて対米交渉力の確保の為に、弾道ミサイル複数の発射や、核弾頭開発向けの核実験を強行したのでは?との指摘もある。それを踏まえる必要はあろうが、同時に、日韓間でも感じられる文化的対立が、日朝間ではより鮮明に表れる様な気がしてならない。そうであれば、やはり文化的国境があるものと理解して、一定でも距離を置き、相応の防衛装備は保持すべきであり、少なくとも国交樹立を拙速にすべきでないのも勿論である。日本人拉致被害の方々の生還を期すのは当然だが、それを踏まえながらも、やはり「近くて遠い国」として見る、接するのが至当だと言う事だろうか。今回画像は、数年前に拙故郷の東三河にて捉えた、JR飯田線 秋の光景であります。 

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JR名古屋駅の 土産物問題で学んだ事

2016-09-08 19:19:44 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!今夕の当地愛知は、恐れながら台風一過の晴天に恵まれた。明日も続く様なので、秋の長雨の貴重な晴れ間を活かして、外の用事や夜具の日干しをこなそうと思っている所であります。

先般の、天皇陛下の生前ご譲位の報道に関し、公共放送N局に新聞協会賞が贈られる由だが、俺を含め、日本人の多くがこの事を快く思っていないのではないか。かつては「すっぱ抜き」と言われ、今は所謂「スクープ」と称される報道は、一般の社会経済や芸能に関する事共なら一定は良いが、皇室報道では、決してあってはならない事だろう。特に事が、皇位継承と言う皇統の尊厳に関わる事共なら尚更だ。

軽薄な我国の報道メディアは、この事をきっかけに調子をこき、更なる暴走を晒す恐れがあるだろう。かつて、核軍備に抗う国民市民の運動で「我々は監視する」と言うタイトルのそれがあったと記憶するが、今は報道メディアに対する国民市民の監視が必要な時代なのである。健全化の一法としては、常にインター・ネット報道との競争に晒し、もし、おかしな言動をする所あれば、国家権力の介入が不可である以上、直ちにネット住民パワーで叩きまくる事だろう。朝日新聞や岩波書店を初めとする大手メディアは「今までが怖い者知らず」の太平時代だったと言う事だ。前置きはこの辺で。

さて、同じ「ネットの声」が叶った事象について。卑近で恐縮なのだが、それは拙居所からも遠くない、JR名古屋駅で扱う、多くの土産物中の一品についての話である。ここの人気商品の一つが、浜松の銘菓「うなぎパイ」。決してしつこ過ぎない仄かで上品な甘味と、サックリした小気味良い口当たり、更に夏場でも日持ちする強さで、洋酒の伴侶にも茶菓にもなり得て、長らく当地でも大きな支持を受けて来た。

様相が変わったのは、今年に入ってから。去年まで、JR名古屋駅構内の売店なら、改札の有無に関係なく、どこでも買い求める事ができたが、春先辺りから「うなぎパイ」を引き上げる動きが出始め、現状では東海道・山陽新幹線の乗り場に至近の、駅西口地下街「エスカ」の一店舗だけで扱っている様だ。こうなった理由について、業務を統括するJR東海社は、実態上地元名古屋の土産物が「うなぎパイ」にシェアを食われているのを暗に認める形で「地元産品の販売強化を優先したかった」意図を明らかにした。

これに異議を唱えたのが、ネットの鉄道ユーザー達の声。「取扱い縮小は承服できず」と、多くが声を上げたのである。確かにねぇ、中京圏の表玄関、JR名古屋駅の一つの顔でもある土産物は、そりゃ地元名古屋の産品で固めたい。その気持ちは分る。しかしだよ。それで「うなぎパイ」の取り扱いを縮小したら、顧客方の多くの異議もさる事ながら、他の産品で大ヒットが出たかと言えば、そうでもない。て事は、「うなぎパイ」以外の土産物の多くのメーカーが、同じ銘菓「ゆかり」など一部を除いて「うなぎパイ」に勝てる、魅力ある商品を創る努力が欠けているって事ではないのかな?

前述の坂角総本舗「ゆかり」や青柳総本家の「ういろう」シリーズ、大須の「きしめん」など、当地名古屋の名品もそれは多いが、想えば当地の名品と思われがちの「赤福もち」だって、本家本元は三重・伊勢ではないか。「うなぎパイ」にしても、その捉え方と同じ姿勢で受け止めなければ嘘だろう。既に顧客方には、その姿勢ができている。迎えるJR東海社に、その姿勢が見られないのは遺憾の一言だ。同社は現在、東京・品川と当地の更なる速達化の為、リニア中央新幹線開業に向け邁進中であるのは有名な所。もう「社会の公器」どころか「世界の、地球の公器」になろうとしている大企業を擁する事は、我々名古屋人の誇りでもある。たかが土産物一品の事で、度量の狭さを露呈する様ではいけない。

「うなぎパイ」は、先日のJ海社長の記者会見にもあった様に、近く多くのJR名古屋駅構内売店での取り扱いが再開される見通しとなったが、この結果を勝ち得たのも、多くの鉄道ユーザーの方々が、ネットで声を上げたからだろう。以前の様に無関心のままでは、一度縮小した商品扱いは容易に復旧せず、下手をすれば全面取りやめなんて事にもなりかねない。聞いた所では「うなぎパイ」のJR名古屋駅構内の売り上げは、製造元の業績の大半を握っていると言う。つまり、社運がかかっていたと言う事だ。優れた名品がもしも失われる事になれば、それは地域全体の打撃にもなり得る。それだけに、多くが声を合せて働きかければ、希望が叶う事実を「うなぎパイ」の事例は、分り易く教えてくれた様に思う。

今回画像は数年前、そのJR名古屋駅の南方に位置する商業施設の屋上から捉えた、東海道・山陽新幹線のすれ違いの模様。上下列車が一瞬並び、この頃の最速列車「のぞみ」の主戦だった700系編成と、その兄弟車「ドクター・イエロー」の思わぬ共演となりました。観測用カメラなどを除き、カラーが違うだけで、後はほぼ同じ正面のデザインが、その証しであります。

 

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続「北ミサイル」発射~対日攻撃意図露見

2016-09-06 10:04:53 | 国際・政治

20ヵ国地域首脳会合G20が閉幕した。議長国 中国大陸の思惑通りに行ったか?疑問符の付く所もそれはあろう。南シナ海、我国も沖縄・尖閣の問題を抱える東シナ海など、ここの所の無理の多い海洋政策は、決して多くの周辺諸国の支持を得られるものではあり得ないだろう。会合の成功の為か、少し前まで尖閣周辺に出没していた、中国大陸公船や民間船も、この所は鳴りを潜めている様だが、これから長期的には分らない。海保には、引き続き警戒をお願いしたいし、場合によっては、海自にも万一に備えてのスタンバイを要請する場面があるかも知れない。

しかし、自衛隊に無理ばかりも申していられない様だ。この意思統一の難しい、G20のあり様を見透かした様に、「北」こと朝鮮民主主義人民共和国が、先月に続き、相次いで三基もの弾道ミサイルを発射、その全てが、我国の排他的経済水域EEZ(北海道西方沖約200km前後の海域)に着弾した模様だ。この海域は、我国漁船の有力な漁場であり、場合によっては、民間船舶や航空機が重大な被害を受ける恐れもある。安倍政権も、現行憲法上 とりあえず厳重抗議しかできないのは分るが、現行憲法や自衛隊法の範囲内でも、装備兵力の面で、執れる物理的対応はあるはずで、日米安保条約のエリアも視野に入れて、万一にも本土近くまでミサイルが飛来した場合、高い精度で迎撃できる態勢を速やかに築くべきだろう。勿論、将来的には安倍政権が構想する通り、一定の自衛力正当保持へ向けての、必要範囲の憲法改正も視野に入れるべき。「北」は、今回のは訓練などと嘯(うそぶ)いているが、既に日本海向けのミサイル発射は、今年だけで20回を超え、我国EEZ着弾は、今夏だけで四回を数える。最早、対日攻撃意図は明らかだ。

米合衆国軍は大韓民国内に、中国大陸が大いに嫌がる新型ミサイル迎撃システムTHAAD(サード)を配備する様だが、これを我国にも備える事を検討すべきではないだろうか。我国の、対「北」独自制裁も相応に必要だろうし、先般以来の破壊措置命令常時設定も、現状維持すべきだろう。やはり、平和を守るのは、対話と交渉だけでは不十分で、軍事力、防衛力の裏付けがなくては、特に「北」の様な無法国家を黙らせる事は難しい。「話せば分る」相手ではないからだ。最高権力者 金 正恩(きむ・じょんうん)委員長の思考が、他国元首の様に健常なものかどうかも怪しい所があり、そこの所は「普通ではない」との心得をするべきだとも思うのだが。

もう一つ、朝鮮半島情勢についての、我国野党見解は一向に改まる気配がない。民進党は、今月中旬の次期代表選で混乱しているあり様だし(この代表選につき、俺は恐れながら、まともに言及したいとは思わない。蓮舫、前原、玉木の各候補共、左巻き勢力を取り込まなければ勝てない様な情勢だし、誰が選ばれるにしても、結局は中国大陸に擦り寄る政策に終わるだろうから)、日共と特亜二党からは「朝鮮半島に、差し迫った脅威なし」の呆けた垂れ流し見解を見直す気配さえない様だ。こんな嘘を「垂れ流す」連中を、我々は誰も信用しないし、大体公認政党として認めはしないだろう。これは「北」の対日攻撃意図をまともに伝えようとしない、主要報道メディアについても同様である。

今回画像は、昨年の初夏に訪ねた、新潟県の日本海岸「笹川流れ」の様子。景色は好いが、日本海岸に立ったら、決して忘れてはならないのが、昭和の後期、「北」に不当に拉致された日本人各位の事。全員が無事に戻れる事を、ここへ参る度に祈念している所であります。JR羽越線の鉄道車両も世代交代の時。旧国鉄車は多くが引退。蒸機の引退と入れ替わりに主戦の座を守って来た、画像の電機EF81も、遂に今春勇退の時を迎え、今はその勇姿を拝む事はできません。最後に残された、普通列車を担う40代気動車の活躍も、もう長くはないものと思われます。

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