Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

二重基準は要らない

2010-11-11 23:40:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

暦上の立冬を迎え、朝晩の冷え込みが一段と強まった様に感じます。と同時に、そろそろ平地にまで降りて来つつある紅葉が楽しみになる時期でもありますね。

前回も触れた、海上保安庁関係者による、沖縄尖閣の中華人民共和国船舶の衝突事件画像流出問題につき、警察・検察両当局が捜査に乗り出した様で、問題の画像が国家機密に当たるか否かを含め、立件の可否が注目されている所。画像投稿を認めた海保関係者は、投稿動機や方法などの詳細には触れていないものの、この問題を巡る政治姿勢への不満からとの考え方もでき、国家公務員法抵触の疑いは免れないが、仮に起訴され裁判ともなれば、一定の情状の余地はある様に思われるのも事実。
流出画像の国家機密性や、流出動機などの辺りが、被告弁護側の踏ん張り所となる事でしょう。

一方の菅内閣と政権党。前述の事を踏まえても「日本は機密の守れぬ国家」との悪しきイメージを国際社会に与えてしまった。国民の「知る権利」を云々する一方で、政権側に不利益と見るや蓋をしようとする「二重基準」。こんな事で、今既に開会されているアジア太平洋経済協力会議APECの議長国として、有益な議事を進める事ができるのか、重大な決断を迫られるであろう、環太平洋パートナー・シップ協定TPPへの対応など、注目の事共が目白押しと言う所でしょう。
自党内の意思統一さえままならない政権党が、この事態をどう捌くか見物。この続きは、拙ブログ「トイレの雑記帳」に記しましたので、下記アドレスよりご一読下されば幸いであります。
P.S 次回は11/14(日)以降に掲載します。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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二重基準は要らない

2010-11-11 07:28:10 | 国際・政治

OCN Cafe日記よりの続きです。今秋口に生じた、沖縄尖閣にての対中船舶事件に際しての、海上保安庁の事件映像流出騒ぎは相変わらずだ。一部関係各位は閲覧済みだったものの、一般国民向けの公開前だった以上は機密に当たる部分もあったろうし、画像を流した海保関係者の、国家公務員法に抵触した応分の責任は免れないだろうが、その一方で「臭いモノにフタ」的な逃げと消極対応に終始した菅内閣と政権党の不良姿勢も糾されるべき。同関係者、逮捕はあり得ても不起訴となって政治責任を本格的に問われる可能性は少ないとも指摘もあり、各位報道にてご存じの通り、この関係者を支援、擁護、あるいは起訴された場合の減刑を嘆願する電文も多いと聞いている。俺としても、起訴は難しいとも思うが、万一にもそうなれば、被告弁護側としては、事件の国家機密性を巡る価値と、祖国を想う言わば義侠心よりの行為であった事を強く広く一般に伝えるなど、ここは踏ん張り所となろう。凶悪事件などでは、原則として被害者側に立ちたい俺だが、今回現実のものとなれば、ここは一度位被告側を応援しても良いと思っている所である。

それにしても、今回事件についての現内閣と政権党の対応姿勢はお粗末の極みだ。下野中の自由民主党の主張通り、尖閣にての事件現場映像を、全部は難しいとしても衝突状況が分る所だけでも公開しておれば、状況は変わったはずだろう。普段より「国民の知る権利は大切」などとしておきながら、今回は(多分、中共国内の感情と、我政権党内左派 或いはエセ平和勢力の利害に配慮したと思われる)不明朗な意図により、一番事実を知るべき一般国民より情報を隠蔽し、遠ざけようとした。こんな姿勢は明らかな二重基準であり、国民として到底容認できるものではない。

昨日よりは首都圏にてアジア太平洋経済協力会議APECが開かれ、折しも各界にて注目集まる環太平洋パートナー・シップ協定TPPへの参加を巡って、我国は難しい対応を迫られる事となろう。あるCafe会員の方のコメントによれば、我国内農業分野へのろくな配慮もなしに、同協定へ参加してはならないとの強いご意見が記されていた。正に正論であろう。同協定への拙速な参加は、我国のただでさえ低い食糧自給率現状約40%を、何と15%以下にまで低下させてしまうとの試算もあるのだ。大企業を初めとする、第二、第三次産業界による実施圧力に押され、この協定にズルズルと参加する様な事態だけは認めてはならない。大体、自党内の意思統一さえなっていない今の状況下で、この大国際会議にて「機密の守れぬ国」とのマイナス・イメージを露呈してしまい、祖国のこれからに繋がる大成果を期待する方が無理とは思うが、自らが機密と主張する事共さえ守れなかった現状を、現内閣と政権党は、気持ちがあるなら真摯に反省してもらいたい。おっと・・・その前に、これも無理とは思うが、党内の意思統一が先・・・か。

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