Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

メディア・ポピュリズムという考え方

2019-12-04 20:44:58 | 社会・経済

毎年この時期に表される、この一年で最も話題となった言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」には正直興味がない。今年は、先月の日本代表の健闘が光ったラグビー W杯に因んだ「ワン・チーム(One Team)」が大賞に選ばれた由。健やかな意味での「チーム一丸」「一致団結」を表す言葉で、心と力を合わせれば、夢や希望の実現に繋がるとの建設的なイメージもある。確かにそれは良い。

だがこれが昭和期の大阪万博の頃だったら、直ちに左派容共勢力からイチャモンがつく事ともなりかねなかったろう。折角健全で建設的な意味で選ばれた言葉にさえ、自勢力向きの曲解に走るこの連中は、戦中のナチス・ドイツやファショ・イタリーのあり様を引き合いに出し、少し前まで全教・日教組らが事ある毎に喚き立てた「軍国主義回帰」と似た芳しからぬ主張でこうした言葉の握り潰しにかかった事だろう。これに似た事象は、今も少なからず起きているのではないか。又、新語・流行語大賞の候補にしても、報道及び商業メディアに好都合な言葉が選ばれる傾向にあるとの印象を免れない事だろう。

本題です。大衆迎合主義(ポピュリズム)という言葉をしばしば聞かれる事だろう。安倍現政権をも含む歴代内閣も大小こそあれ、こうした体質を抱えていた様だ。選挙対策を考えれば一定までは無理もないかもだが、余りに傾かれては より真に近い国益が守れないのも事実だ。こうした傾向が、実は既成メディアの主導により「作られた」ものであるとの主張がある。それが「メディア・ポピュリズム」であるという。

想えば、一部で「悪夢」といわれる 2009= 平成21年から 2012= 同24年まで 3年余に亘った旧民主党政権の成立にしても「民意」を装うも、主導したのは既成メディアであったとされる。政治権力により作られた民意もそれは問題だろうが、強く申したいのは 既成メディアは「第四の権力」であるという事だ。その連中が「民意を作っている。或いは民意に与している」とするのはとんでもない思い上がりだろう。「報道の自由」を盾に 民意の代弁者を装って意のままを主張する一方、一度不都合となれば、今度は「報道しない自由」を行使して国民市民の耳目を封じようとする。こんな輩をそのまま信頼する訳には参らないのは当然だろう。

少し前、実業家・堀江貴文さんが既成メディア勢力に向け「マスコミ マジで糞!」と厳しい指弾をされたのは知られる所だが、この堀江さんの主張こそ正しい民意に沿ったものだろう。改めて「(既成メディアの)報道は嘘だらけ」の想いを新たにさせられる。身近な例を一つ挙げておこう。先月末、所謂「桜を見る会」の疑義に関連して政権与党側の不明朗な対応を不服とした諸野党が 一旦は入った審議拒否を、政権与党側からの一定の情報開示見通しが得られたとして 暫く後に審議復帰したのだが、当日午前には復帰見通しが立っていながら 朝日新聞勢力の TVAは 結局午後になっても放送しなかった。正に「報道しない自由」の行使であり、到底信頼できる所業ではない。

今回画像は「ちょっと脱線」。先月下旬、当地にて行われた「名古屋モーターショー」の席に丸ごと展示された大型トラックの様子を。いすゞ自動車のリキの入った新作「ギガ・カーゴ」の最大型モデル。走破性、積荷の保護対策など最新技術が惜しみなく投入され、時に鉄道のライバル、時にパートナーとして縦横無尽に働ける様、試乗を許された運転席(コクピット)も 簡素なるも快適、それでいて緊張感も併せ持つプロの現場に相応しい雰囲気で纏められていましたね。以下に、今回の関連記事をリンク致します。 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191204/dom1912040003-n1.html?ownedref=articleindex_not%20set_newsList 

 


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