Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

国会でこそ、専制化に抗う人権議論が必要だ

2023-11-01 22:30:55 | 国際・政治
この 11月も、拙ブログを宜しくお願い致します。今秋の臨時国会が賑々しく進行中だ。主にこの所の税収が順調な事からの 所得減税と低所得層に向けた給付の議論が目立つ所。それはできるだけ広い国民的支持が得られる手法による実現が理想だが、中々に望ましい形とは参らないのも事実だろう。

国民的支持が低迷気味の岸田政権に多くを期待するのは難しいかもだが、何とか望ましい着地を願いたいものだ。選挙関連などの閣僚不祥事も抱える同政権には、難しくも体制の立て直しにも尽力願いたいものだが、その中にあって外交面は 比較的やるべき事をやっている印象だとか。明日から上川外相が 紛争渦中の中東歴訪に赴かれる様だが、つつがなく少しでも成果を出せる事を望みたい。

本題です。今回も 与党の表現力不足が野党の声高なパフォーマンスを許す様な展開が散見される国会だが、その中にあって 重要な会合が持たれた様だ。対日
圧力を強める姿勢の中国大陸内少数民族・ウィグル族の人権問題に関する会合が国会内で持たれた由。こういう会合が持たれるなら 拙者は国会向けの国費が充てられる事に基本異論はない。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「ウィグル会議閉会、25カ国 (約)200人出席『同じ価値観の国々が連携』」

国会内で開かれていた 中国(大陸)政府によるウィグル民族への迫害政策への対応を考える「国際ウィグルフォーラム」が 10/31、2日間の一連の日程を終えて閉幕した。25カ国から政治家や学者、ジャーナリストら約 200人が出席し、ウィグル人が直面する深刻な人権侵害行為を終わらせるための方策について議論した。

フォーラムは超党派の「中国(大陸)による人権侵害を究明し行動する議員連盟」、亡命ウィグル人でつくる民族団体「世界ウィグル会議」(本部・ドイツ)などが主催。10/30に開会し、収容所でのウィグル人女性に対する性暴力の実態や、強制労働を防止するための法整備の在り方などを議題に 計約 20のパネル・ディスカッションなどが行われた。

中国(大陸)による(対少数民族)人権侵害を究明し行動する議連の会長を務める 自民党の古屋圭司・元国家公安委員長は、閉会後の記者会見で「中国(大陸)による許しがたい行動にストップがかけられるか、よい議論ができた」と述べ、「フォーラムは 本格的な対策をするためのキックオフだ。共通の価値観を持つ国々が さらに連携していく」と強調した。

世界ウィグル会議の ドルクン・エイサ議長も「多くの具体的な提案があった。政治家にとって交流の場であった」と述べた上で「メディアは(ウィグルの人権状況について)積極的に活動して現実を伝えてほしい」と訴えた。(引用ここまで)

左派野党や左傾メディアが「発狂」しそうな真の人権の為の会合が、国会内で持たれたのは意義深い。中国大陸・中共政府がこの会合と 直ちに真摯に向き合うとは考え難いが、同国内の少数民族、ウィグル・チベットの両族を初めとする少数民族への人道・人権面への不当な扱いは事実であり、こうした会合での議論の成果は 少しでも多く広く世界にて共有を願いたいもの。長い目で見れば、こうした地道な会合の積み重ねが 今は強硬な中共政府をやがて動かす強い力ともなり得るかもだから。

それにしても左傾メディアの各社局は、こうした真の人権の為の会合を 熱意を持って伝えているのだろうか。ネットをざっと見した限りでは、引用の産経紙程には大きな取り上げがない様だし、末尾リンクの関連記事みたく 媚中論調が幅を利かす様だが。今回画像は 昨年当地北郊の一宮市内にて目撃の、JR東海社が誇る 長尺のロング・レールを現場へと送り込む長編成の輸送列車編成の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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