Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自衛隊日報問題~野党多数は「国」ではなく、戦後レジームに奉仕している

2018-04-03 12:32:35 | 国際・政治

先年、国際連合平和維持活動 PKOの一環で、アフリカ大陸・南スーダン国に派遣されていた 陸上自衛隊の 当初は存在しないとされていた日報が発見されたとかで、又も国会がざわついている。小野寺防衛相が陳謝されたそうだが「なかった物が出て来た」事へのお詫びは当然としても、陸自日報そのものが、やはり諸外国の常識に照らすと「軍事機密」に準じた扱いをすべき所を考えると、これは我々国民市民も、批判一辺倒の受け止めを変えるべきでは?と愚考するものだ。

そも、問題を糾すとしても、日報問題は 稲田元防衛相の時期に生じたものであり、小野寺現防衛相の陳謝にも、限界があろう。勿論、安部総理大臣の 当時の任命責任は論じられて良いだろうが。しかし・・それ以前に、やはり憲法上の自衛隊位置づけを、速やかに明確にする時が来ている様に思う。この問題は、国有地払下げに絡む、森友・加計両学園問題とは 完全に次元が異なる安全保障の問題だ。当然の事として、それに見合った機密部分も相当に認められるはずで、両者を同レベルの問題の様に取り上げるのは間違いだ。

野党の出方の内には、近い将来 日本国憲法が相応な改正を受け、自衛隊の明らかな位置づけが確立する前に、安部政権攻撃の材料に利用しようとする不良意図も透けて見える。これは、与野党の人物面において、自民・公明両党と野党の日本維新の会が概ね、生粋の日本人で構成されるのに対し、立件民主や民進などの野党は、日本人と、それ以外の国々に出自を持つ「帰化人」との混成部隊による所もあるのでは、との指摘も聞く。ここの所も、もう少し適切な手立てがなかったのか、と訝(いぶか)りたくなる所ではある。つまり、国会議員の「国家に対する忠誠義務」を、何らかの形で担保する必要がある、と感じるのだが。

先日の 某民放 TV番組にては、元某野党女性参議が 対北鮮補償のあり様について、複数の出席各位から批判や指弾を浴びていたが、その中で「日本人拉致事件問題?そんなつまらん事を取り上げるな」という意の発言をしたらしい事が、複数のネット記事に上げられていた。「日本人拉致事件問題=つまらん事」との受け止め自体、そも国会議員としての資質に欠けている。どうせこの人物は、現役時代からそうだったに違いない。そんな不心得者を、ぬけぬけと出演させる TV局の見識も疑われる。

安部政権と自由民主党を中心に進められている 日本国憲法改正準備への動きには、この 国会議員及び国家公務員(本当は、地方議会議員と地方公務員も含まれるべき)の、対国家忠誠義務も盛り込まれるものと期待しているが、これらは 諸外国憲法や基本法には、普通に定めのある事共だと聞く。こうした規定を 当然の様に盛り込める様にするのが、我国が「普通の国」へと回帰して行く大きな一歩になる事と 強く思う。憲法改正は、勿論一朝一夕には無理筋だが、それに向けた確かな道造りは、不退転の決意を以て行うべき。今回画像は、今春捉えた、拙故郷 東三河の桜花の模様を。

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