Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

多難・・だけど記念日も

2014-10-03 07:04:53 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!今年最大級の台風第18号が、我国本土を窺っている。当地東海へは明10/6(月)未明より午前にかけ最接近、進路によっては上陸
の可能性もある様だ。既に今夏より各地を襲っている大雨の再来を初め、竜巻や突風にも注意を要する事だろう。既に陸・海・空の各交通機関は、少なく
とも明日午前中は運行を見合わせるもの多く、当地愛知や首都圏、関西圏のいずれも朝方の出勤時間にかかる事が大いに痛い所ではある。
ただ、天気の事は人力では如何ともし難いのも事実で、各位大事な要件ありと言えども、外出には最大限の慎重を期す様にしたい所だ。

天気の事と言えば、先週末突然の活動をした木曾御嶽の噴火は、残念ながら50人超の犠牲を生じる、戦後最悪の火山事故へと発展してしまった。今尚山頂
付近は10人以上が行方不明であるとされ、その捜索は大いに困難を伴っている様だ。今回の台風接近時などの降雨では、積もった火山灰が土石流を生じる
恐れもある様で、練達の警察、消防、陸自の方々と言えどもその活動のリスクは信じられない程大きい様だ。改めて、噴火の犠牲各位への弔意と被災各位
へのお見舞い、それに捜索に携わる方々への労いの意を申す次第だが、くれぐれも二次事故の生じない様、捜索活動等の慎重万全を祈りたいものである。

もう一つ、一昨日より今日まで開催の、三重・鈴鹿にての自動車競技F-1世界選手権日本GP決勝にて深刻な衝突事故が発生、選手1名が重篤な負傷をされた
様だ。カーレースに危険はつきもので、その為に過去、ブラジル国の勇者だったアイルトン・セナ選手以下秀逸なドライバー数名が残念な最期を遂げられたのだが、今度もそうした事のない様、併せて祈りたい所である。

さてさて、大変な出だしの今月だが、勿論良い事もあった。スピードと来れば、世界に冠たる高速輸送機関、我らが東海道新幹線が、無事故裏に開業50周年を迎えた。前回の東京五輪と同じ、1964=昭和39年よりの輸送人数は計50億人を超え、開業当初は210km/hだった最高運転速度も、1987=昭和62年春のJR社移行辺りに220km/h、速達特急「のぞみ号」がデビューした1992=平成4年春に270km/hへの向上を果たし、遂に来年春には、285km/hへと上方改定される事が決まった。山陽新幹線以降の各路線よりも線路の曲線、カーヴの厳しい東海道新幹線にては、速度規制を抑え気味にせざるを得ない事情があった様だが、新しい車両技術の開発は、そうした難点のクリアにも貢献した様だ。今世紀初めの食堂車の終焉や車内販売態勢の縮小など、ちょっと寂しい所もなく
はないが、十数年後にはリニア新幹線開業に伴う大変革も待ち受ける事だろう。そこへ良い形で繋げる為にも、これまで築いた無事故記録、そして盤石の
安全安心と言うブランドは、是非守り抜いてもらいたいものだ。

もう一つの慶事は、スポーツ競技や音楽イベントなどの聖地、日本武道館。こちらもこの度、開業50周年を迎えた。元々は先の東京五輪にて、柔道が正式
種目に決まったのを記念しての建立だったが、格闘技などのスポーツ以外の行事にも向く設備が評価され、特に、1966=昭和41年の世界的ロック音楽集団
The Beatlesの日本初公演以後は、大規模な音楽公演などのイベントも盛んに行われる様になった。我国の代表的ロック歌手 矢沢永吉さんなどは、デビュー以来実に120回を超える公演記録をお持ちの様だ。又ここは、毎夏行われる、先の大戦々没者追悼式の式場としても知られる。これからも、国民市民の多数に支持される、スポーツ競技や芸能行事、そして忘れるべからざる儀礼の場として、新幹線と共に、武道館が更に飛躍して行く事をも望む事としたい。

末筆にて恐縮だが、この日は皇族高円宮家のご家族と出雲大社権宮司の慶事の報にも接した。心よりの奉祝と共に、前途のご多幸をもお祈りする次第です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする