Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自由民主党、次期総裁は・・

2012-09-16 16:56:47 | 国際・政治

2012=平成24年は9月も半ばだと言うのに、先月来の残暑が相変わらず続く当地愛知である。現在、尖閣領有問題を抱える東シナ海を、台風第16号が、今季最大級の勢力を伴って北上中。当初の予報より、進路が東寄りにズレそうな気配で、願わくば九州初め西日本に接近しない様、その一方で、今夏来度々の水害に見舞われている朝鮮半島に、これも問題の日本海・竹島領有の件とは別に、重ねての大害が及ばない様祈りたい所ではある。

さて、先日来の我国政局の事だが、民主党代表選は、現首相 野田佳彦さん以下3名、現職 谷垣禎一さんが不出馬となった、自由民主党総裁選は、官僚、閣僚経験もある実力者、町村信孝さん以下4名が立候補を決め、それぞれの党内での信を問う事となった様だ。勿論、これらの党首選は、直ちに国民の総意とは結びつかない訳で、遠くない時期に衆院解散総選挙を行ってこそ、より民意に沿う形となる訳だし、又、我々国民市民は、少しでもそうなる様、引き続き主張して参らなければならないだろう。領土問題も然り。中国大陸にては、沖縄・尖閣の領有を巡り、主に都市部にての、我国非難の活動がより顕在化し、訪中の我国民に危害が及んだとの報にも接した。大陸向けの、若干の説明と根回しの不足があったとは言え、民主党政権は、例え余命僅かとしても、こうした事共に断固とした姿勢で取り組んでもらいたい所だ。本日は某TV番組にて、次期内閣総理大臣候補の話題を取り上げていたのだが、同党を離脱した小沢元幹部に対しては、出演コメンテーターの多くが、評価しないコメントを下されていた。中でも、落語家 桂 ざこば師匠のご見解は「もうええ!」の一言。これには俺も感動した。度々の政治資金疑惑に、地元岩手の、先の震災復興策を蔑ろにしてまでの政争、更に民主党内の造反と、自らの意に沿わぬ事共には徹底して協力を拒む、過度の権力志向より来る不良姿勢には、もう国民市民の多数が愛想を尽かしている事実を鮮やかに代弁したものだろう。同師匠への敬意を新たにした一時でもあった。

さて、現状で現政権後の事を記すのは、些か慎重に欠ける事は承知だが、もしも良く言われる、自由民主党をメインとして、例えば日本維新の会などが連立する場合などが考えられるならとの想定で、同党の次期総裁の適任者はどなたかを少し考えてみた。俺の私観よりすれば、最も近いのは、やはり一度は内閣総理大臣の経験ある、安部晋三さんだろう。

安部さんは、2006=平成18年に、諸改革で有名だった小泉純一郎さんの後を受けて 戦後最年少の52歳で、第90代内閣総理大臣に就任。昭和後期の朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件への解決に引き続き尽力、又、物議は分っているが、1947=昭和22年の制定以来一度も見直されなかった教育基本法の改定にこぎ着け、又、将来の日本国憲法改正の可能性を見据えた国民投票法規の整備にも取り組まれ、実行力は実証済みだろう。

弱点は健康面。持病の胃腸病が優れず、完治しなかった事が、結局は安部政権を短命に終わらせる主因となってしまった。今回の立候補には、近い思考の候補として石破 茂さん、又、実務面で強い町村さんの他、ベテラン党員に支持の厚い石原 信晃(いしはら・のぶてる)さんらも名乗りを上げられているが、俺個人は、体調に万全を期す事を条件に、安部さんにもう一度頑張って頂きたい、と言うのが正直な所。外交・安保面の強硬とも言える姿勢志向にやや難があるかもだが、「俺には、やり残した事がある」とのお言葉が、良き事共である事を信じ、ここは同氏のご健闘を祈る事としたい。

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コメント (5)
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