Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

五条河原落書~その11

2012-07-15 13:28:15 | 日記・エッセイ・コラム

天気図にては、ようやく梅雨の終わりが見えて来た様な趣だが、当地愛知は相変わらず雲多めの天気。午後にはもしかすると、時雨位はありそうだ。本当に「時雨」程度で済んでいる事を、今は感謝しなければならないのかも知れない。

今季の梅雨は、特に九州中部に深刻な爪痕を残した。犠牲の各位は、分っているだけで20を超え、依然として行方不明の方もある様だ。還らざる方々へのご冥福と、大きく被災した方々へのお見舞いを、一言記す次第であります。

次に、風聞によると、日中間にて領有を巡って揺れている沖縄県・尖閣諸島の我国民上陸につき、野田政権は申請を認めない方針である由。我国固有の領土であり、国際法にても合法たる同島への自国民上陸を認めぬとはどう言う了見か。とりあえずは、かねて保有を計画する東京都が取得した後、国有へと保有権が異動する話も聞いたが、こんな変な決め事は、速やかに正常化してもらいたいものだ。早目の解決を図らないと、又も中国大陸より、重ねて同島の領有を強行に主張されかねない。台湾こと中華民国に対しても、それに準じた姿勢が必要だろうが、こちらはまだ話し合いの余地がある様に感じられるのが、拙雑感である。

さて、今季の梅雨時読物 「五条河原落書」。今回は第11話となる。幼時に生き別れとなった実母に再会すべく、紀の国へと旅立った偽!弁慶の京への戻りは、今少しの日数の残る初夏のある日、前夜滋賀・大津にての困った教育問題を議論していた大黒こと大国主命と源 義経の各偽者は、翌日の夜、早目の夕食を済ませ、五条大橋上に再会していた。

偽!義経「今夜も、宜しくお願い申します!」

偽!大黒「こちらこそ!良いお晩やな。」

偽!義経「大黒様。今夜こそは、先日の上方のお土産話を、是非お伺いしたいですな。」

偽!大黒「それは分る。まあ途中までは聞かせたろう思う。ただ、踏み込んだとこは、弁慶が帰ってからの方がおもろい思うんや。まあ今夜は、そんなとこでどや?」

偽!義経「ええ。それも有りでしょう。得心です。それじゃ、ここでは衆目があるから、続きは弁慶の留守宅にて。」二人は、加茂川近くの弁慶宅まで数分程歩く。偽!義経は、供の衆を夜回り組と弁慶宅の護衛組に分けて配置させ、自らは、合鍵にて同宅の開扉にかかる。

偽!義経、開扉し、偽!大黒と共に居間に落ち着いて「お疲れ様です。今、茶の用意をさせますので、そろそろと上方のお話を伺ってもよろしいか?」

偽!大黒「ああ、分った分った。あの日ワシは、早目の会食の予定もあったさかい、弁慶を最後まで見送れなんだのは悪かった。謝 その後で夕方まで2刻位かな、馴染みの『さやか』CHANって、長身モデル体型のコに特殊按摩とかを頼んだ訳よ。」

偽!義経「ほう、モデル体型とは素晴らしい。それが所謂『ヘルス』とか言うヤツですな。更に突っ込んだ言い方をすりゃ、店舗型の『箱ヘル』ってヤツ。大黒様が贔屓にしてらす高級所やと、大ホテル顔負けの良い設備も魅力の様ですな。」

偽!大黒「そなたも良く知っとるのう!苦笑。大筋でその通りやよ。まあそこで、湯浴みの後、暫く微妙な所を按摩して貰いながら、快適な良い時間を過ごせる訳よな。ついでに、姐御の下半身も大いに拝める訳で。笑」

偽!義経「その事で、ちと愚考したんですが、所謂『本番禁止』条項が返って良いかもですな。大きな声じゃ申せないが、あの視姦って言うんですか、女芯とかをですね、見て鑑賞する事で、返って性的に興奮できるんじゃないか・・・とね。」

偽!大黒「奇偶やなあ。ワシとほぼ同じ見方やんか。そなたの『見て観賞する事で・・・』の下りは、正にそのものやで。所でそなたは、その時が来たら、彼女は全裸の方が良いのかな?」

偽!義経「全裸ではない『半脱ぎ』状態の方が興奮するのは事実ですね。特に、下半身のみ裸とかですね。笑」

偽!大黒「ハハハハ。所謂『ノーパン』とか言う状態やな。良い良い。その辺りまで、ワシとそなたの思考は遠くないぞ。それに、観賞中に筆とかでちょいと女芯とかを刺激してやるとだな、良い声で唄ってくれたりするのや!又笑」

偽!義経「大黒様。ここまで有難うござります。と、言う所で、続きは弁慶が帰ってからのお楽しみとしたくござります。さてさて、茶も入ったとこで、弁慶宅へ入った『本当の本題』に入るとしますか。」

偽!大黒「そう。正にそれよな。これからせなあかん事は、以前に奴がそなたより刀を奪おうとした所業に、『千本太刀』がかかってたかどうかの真偽と、もう一つは所謂『18禁』図書館の実態を把握する事やったな。笑」

偽!義経「正に、仰る通りであります。奴の奪ったり、騙し取った刀剣類が果たしてここに実在するかと、想像しただけで夥しいと思われる18禁媒体の所蔵を確かめる事ですよー。」

と、ここまで語った時、「ご免下さりませ~!」の声かかる。飛脚がやって来たのだ。

供の者「陛下、殿、飛脚の者が参っておりますが、お通しなさりますか?」の尋ねに偽!大黒「よしゃ!通してやれ。」 飛脚、両名の前に参上。

飛脚「今夜は有り難き事に存じます。誠恐れ入りますが、武蔵坊弁慶様、代金引換えにてご利用でござります。」

偽!大黒「良い良い。受取りは親類でもええんか?代金送料は何ぼかな?」

飛脚「代理お受け取り結構でござります。税込総額2500文お願いできますれば・・。」

偽!大黒、飛脚の申告した前述代金を精算、『資料』の名目の小荷物を受け取った。「所でなあ、そなたは武蔵坊弁慶の、もう一つの居所へ届け物した事あるんか?」

飛脚「此度は有難うござります。もう一方ですか、ええ、1度や2度位は覚えがござりますね。では、今夜は恐れながらこれにて・・・。」京ゆかりの、S急便の紋章を掲げた飛脚が次の立ち寄り先へと向かうのを見送りながら、偽!大黒は言った「これ、多分18禁媒体やろうな。」

偽!義経「それがしも同感です。さて、ここらで弁慶の隠してる太刀とか、残りの18禁媒体でも探して来ますかな。」

偽!大黒「よしゃ!ワシの手勢にも手伝わすわ。ワシはここで、報告をまとめるからな。」

偽!義経「その方、宜しくお願い申します。それでは・・・。」

弁慶宅の捜査、ほぼ半刻程を要した。以下次号。本編は、フィクションであります。

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コメント (2)
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