Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

復興~手を握るライバル達

2011-12-15 23:18:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!この所、当地でも朝晩は良く冷える様になり、冬本番も近づいた風情であります。
この冬場特有の悩みが一つ。拙居所は公営の集合住居なんですが、安普請のせいもあってか、近隣の生活騒音を拾い易い嫌いがある様です。
中でも困るのが、深夜の空調の騒音。冷暖房兼用のエアコンの暖房時の動作音は低周波の為震動を伴って波及、このせいで寝苦しい状況に追い込まれているのが現状であります。騒音の出所は特定できず、音源の住人も悪気はないだけにちと始末に負えないものがありますね。まあ解決への希望を持ち続け、何とか原因箇所を見つけて善処を願おうと思います。

さて、昨日のTV報道を拝見したのですが、我国の冬の美味 牡蠣(かき)の三大名産地が宮城・松島、広島の瀬戸内海、そして当地の三重・志摩の的矢だそうです。松島の牡蠣漁業は先の震災にて壊滅的なダメージを被り、目下ゼロ・ベースの復興中。道程は容易ではない様ですが、この支援の為、本来ならライバルの広島の漁業各位が立ち上がった由。
牡蠣の養殖に必要な筏の再整備や稚貝の繁殖に必要なロープなど、施設の整備に広島の関係各位が大いなる協力をなさっている報に接し「良い話やなあ」と心より思った次第。

実は、牡蠣は広島産も三重産も、松島産と共に東京・築地の卸売市場に入っており、松島の復興が叶わないと、消費者各位の牡蠣への関心が薄れて需要が低下してしまい、市場縮小と産地の存亡にも関わりかねないとの危機感が背後にある様で、そこから此度の協力が実現した模様。

本当に「困った時はお互い様」そして「情は人の為ならず」の精神が立派に生き続けている訳ですね。それと同時に、普段は競争相手でも、共通の困難に当たった時は「何が一番大事か」を冷静に見据え、必要な支援や協力の手を打って行く、本当のプロの心意気を見た思いのする出来事でした。

勿論、この報道にはなかったが、当地三重の関係各位も相当な協力はなさっているものと信じたい。いざと言う時には、普段とは態勢を変え、眼前の困難を乗り越える為に手を携えて全力を尽くす。そんな素晴らしい、本当の「絆」を感じられる事共ではありますね。松島の、そして東日本全域の早い復興を、改めて心よりお祈りしたい所です。

まだまだ、日本も捨てたもんじゃない。

P.S 今回はブログ記事を省略、次回は12/18(日)以降に掲載予定です。*(日本)*
コメント
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