Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

赤の風~最後の伝言Ⅵ

2009-12-23 23:05:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!今日は今上陛下のお誕生日。一言奉祝を申し上げます。今年76歳になられ、健康面での不安が消えない以上、ご公務などでの大過なきを改めてお祈りしたい所です。又、拙母もお陰で無事誕生日を迎えております。実年齢はご容赦を。苦笑

さて、クリスマスまで後2日、明日のイヴが盛り上がりのピークとなるのでしょうか。同伴、グループを問わず、お楽しみの各位は、どうかご安全にはめを外して下さる様。盗難や傷害などの事件事故も多い昨今ですから。

さて、今年のクリスマスを無事迎えられる事を喜ぶ一方で、やはり我々日本人が忘れてはならない史実が、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争の事後処理を巡って行われた東京裁判こと極東国際軍事裁判についてでありましょう。この裁判は、法的に問題とされる複数の事共を抱えている訳ですが、特に国際法規上不当とされる、ある事案が生じた後に法規を定めて処理しようとする「事後法」の問題と、原告に当たる戦勝国の報復志向が強い点でしょう。
又、被告の多くが旧陸軍に偏り、同じ罪責を問われるべき海軍関係者が皆無である点も疑問ありとされます。詳しくは、来年初の拙日記にて、改めて取り上げたく思いますが、ご一読下さる各位には、最低でも次の言葉だけはご理解賜れれば幸いです。

原子爆弾を投下した人間がいる。その者たちが、裁いているのだ。

この動かせぬ事実、これだけで、東京裁判の原告として不適格だった事が窺えます。明らかに偏狭な視点と不公正な不良姿勢にて強行されたこの裁き、そのまま受け入れる訳には参らず、絞首刑となった板垣征四郎、木村兵太郎、東條英機、土肥原賢二、広田弘毅、松井石根(まつい・いわね)、武藤 章の各位の霊も浮かばれないものと強く思います。ひとまず、この話はこの辺で。

話変わって、仕事の後を楽しむ方々もあれば、その各位が集う飲食店舗の業務を担う方々もいらっしゃいます。そうした方々の大きな貢献があって、我々も楽しめる訳ですね。勿論、同じ人間である以上、ある程度のエラーはつきものですし、酒気も絡んで思わぬハプニングもあるでしょう。
今秋より先週末までの3カ月に亘り、TV東京系にて、所謂キャパクラと呼ばれる夜の店舗にて、接客の仕事に勤しむ若い女性達の生き様を描いた深夜ドラマが放映され、私もほぼ毎回拝見していました。原作は隔週刊の劇画雑誌に連載中の物語で、こちらは今も続行中の様です。
この物語は、夜の店舗を舞台に、接客の女王を決めようとするイベントを軸に、挑戦する女性達の人間模様が描かれていて、飲食や接客の世界も、中々に大変かつ危険である事を強く感じさせられた次第。物語と分っていても、その展開は実態に近いものがある様で、様々な確執や軋轢、命に関る危地を乗り越え真摯に生きようとするヒロインの姿勢には清々しさを感じた次第であります。

この様な夜の世界でも、又戦争と平和の歴史にあっても、同じ様に巨視の心と公正な視点は大切な事である、と改めて認識している次第。ひいき目と分っていても、この心を形にした乗物が、名古屋鉄道パノラマカーだったと今も思います。

最後に、私より拙記事を拝読下さった各位に、短い言葉を進呈して、些かなクリスマス・プレゼントとさせて頂こうと思います。前述の東京こと極東国際軍事裁判にあって、ただ1人の国際法の権威であり、公正な進行を目指したインドの法学者、R・Bパール博士の崇高なお言葉であります。

時が 熱狂と偏見とをやわらげた暁には 又 理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には その時こそ正義の女神は その秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに その所を変えることを要求するであろう*(日本)*
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苦しい時の、煙草頼み?

2009-12-23 21:29:22 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!今上天皇のお誕生日、一言奉祝です。御年76歳、ご公務などでともすればご無理がちな印象が付き纏うだけに、どうかご自愛下されたく思う。

さて、陛下を初め、各位のご健康を心より望みたい所だが、その事に影を落とす一つが喫煙の問題。以前程ではないにせよ、歩行喫煙の周囲への迷惑危害は完全に去った訳ではないし、吸殻の始末の不良も問題だ。先日などは、拙勤務先の駐車場に複数の吸殻を捨てた不心得者がいて、大いに憤慨したばかりである。

民主連立政権は、財政難の折もあって、来年度に煙草税を5円/1本の割合で増額する意向を表明、標準煙草は20本入りなので、ほぼ1箱100円増となり、史上初めて1箱400円台に乗る事が確実視されている。

煙草税は、昭和後期より一貫して段階的に引き上げられ、欧米諸国より割安な点が指摘されて来た訳だが、今回の増税では、ようやく欧米水準に少し近づく事になる。

勿論、欧米の政策が全て〇とは申さない。欧米まる写しの日本国憲法を戦後一度も見直さなかった結果、内外の深刻な悪弊を招いた例もある様に、煙草の問題にしても、我国には我国に向いた政策が考えられ、打ち出されて良いと思う。ただ、煙草生産販売各位も、そうした政府の出方に反発ばかりせず、煙草消費者のマナーを初めとする不心得に想いを致しても良いのではないか。

一部の有識者は、こうした禁煙や嫌煙優先の動きを「禁煙ファシズム」などと揶揄している様だが、残念ながら浅慮短絡の印象は免れない。「増税される方が悪い」不心得が横行する実態に、もっと目を向け把握してからモノ申すべきだ。そうでなければ、一般よりは、いつまでも「ただのたわ言」で片づけられてしまうだろう。増税させたくなければ、喫煙者とその支援勢力が自らを糾す姿勢も大切であろう。

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