Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

やはり 安全保障は大切

2009-03-13 00:36:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

一昨日、以前朝鮮民主主義人民共和国に拉致された日本人女性の家族親族と、この女性に教育を受け、1986=昭和61年の大韓航空機爆破事件に関与したとされるかどで、死刑判決を受けた事のある元同国女性工作員が、大韓民国内にて面会を果たしました。

同工作員は日本人女性生存の可能性を示唆したとされ、事実とすれば早期の家族親族との再会を願うばかりであります。
その一方で、朝鮮民主主義人民共和国は来月にも自称人工衛星とされる軍事用ミサイルの発射を画策していると言われ、この回避をさせ得るかが関心を持たれている所。我国としても、何とか発射を思い留まらせたい所ではありますね。

さて朝鮮半島情勢もですが、近年我国の対外面の悩みの一つが、中東地域の海上にての、海賊出没に伴う治安の悪化でしょう。既に多くの船舶が襲撃を受け、乗組員と共に抑留されたり、積み荷を奪われたりする実害を生じており、我国の船舶も一度ならず標的となっている様です。
対策の為に、既に20か国以上より艦船が派遣され、特に危険とされるソマリア国近海の警備に当たっている所。我国よりも、現行憲法にて許容される範囲にての海上警備行動の規定に則り、近日中に海上自衛隊艦船が現地へ向かう予定であるとされます。又、海賊拘束の場合を考え、複数の海上保安官も同行の予定。
国際社会の要請に少しでも応える今回の艦船派遣に理解を示すと共に、どうか帰国までつつがない任務の遂行をお祈りする次第であります。

海上警備の対象は、当面我国の関連船舶に限定したり、武器使用は緊急時の自衛目的に限るなど、制約も大きいものがありますが、何はともあれ中東地域での警備に我国の自衛隊が赴く事自体が、意味のある事であると強く思いますね。
20世紀末の湾岸戦争の頃は、資金協力はしたものの、人員装備の面では一切動かなかった事を思い返すと隔世の感が致します。野党でも、自衛艦の派遣には抵抗を示すものの、海上保安庁のそれは認めざるを得ないとの姿勢などを拝見していますと、祖国日本も次第に変わり始めているのでは、との感触があるのは事実。派遣反対を叫ぶのは簡単だが、そうであれば中東の資源に頼った便利な現代生活を放棄しなければならない。それをせずに安直に「反対」を唱える資格はないでしょう。

ソマリア国は前世紀末より政府が崩壊し、経済が低迷し社会が混乱しているのは事実。当面海上警備行動を継続しつつ、同国の経済再建へ向け、国際協力に少しでも関与貢献する姿勢も長期的には大切でしょう。*(日本)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする