Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

固有文化の中心は・・・

2006-05-28 23:14:00 | インポート
今月の日本国憲法の今後を巡る考え方につき、是非押えておきたいのが、日本人の固有文化についての思考でしょう。
その大きな1つが皇統です。現在皇位継承のあり方を巡り、皇室の事共を定めた皇室典範をどう改正するか議論途上であるのは、あるいはご存知かと思いますが、この事については数学者、藤原正彦さんが著書「国家の品格」の中で大変興味深いご見解を示していらす様です。まだこれから読みたいと思っている所であり、多言は控えますがとりあえずさわりだけをご紹介しておくと「日本人は、例えばかつての阪神淡路大震災の様な大きな試練に直面した時、皇室を中心に団結し、まとまって困難を乗り越えて来たのではないか。つまり皇室とは、日本の固有文化の核をなしていると言える」と言う意味の内容でありました。
私もこのご見解を心より支持するものであります。やはり今年で2666年を迎える皇統の歴史はだてではないのですね。だからこそ皇位継承問題は我々にとっての大問題として、くれぐれも慎重な対応を願いたいのです。
現行憲法では天皇は「日本国及び日本国民統合の象徴」と位置づけられていますが、私は憲法改正の暁には天皇の地位はもう少し強固なお立場であっても良いのではないかと思います。「元首」への返り咲きまでは望みませんが、現状のままでは少し影が薄くなる嫌いがあると思います。
この本については人気のタレント・コンビである「ウッチャンナンチャン」の内村光良、南原清隆の両氏が過日のラジオ番組にて、良書であるとして絶賛していらっしゃいました。やはり必読の様ですね。
もう1つは「靖国」の事。先の大戦までの戦没、及び戦災犠牲被害の各位に対する表敬と鎮魂の念は、日本人なら当然抱く想いでしょう。現行建憲法第20条「信教の自由」への脅威や戦前回帰を懸念する中華人民共和国や大韓民国への配慮が取り沙汰されていますが、この両国に対しては、とに角長期的な覚悟を持って、決して戦前回帰への動きではなく、我国独自の不戦と平和への誓いである事を粘り強く説明し続ける必要があるかと思います。同時に靖国神社の戦史資料のあり方も、軍関係中心より拡大し、戦災被害や対アジアへの犠牲を生じた面なども正面より取上げて、現状より多面的な陣容にした方が良いのではと思います。それが叶えば周辺諸国よりの理解も必ず得られると思います。
又欧米諸国の一部には「信教の自由」を原則保障しながら国教を定めている国もある様です。そうした事例を踏まえれば、戦没者等追悼施設としての「靖国」の正当性の説明はきっと可能だと思います。
(今年の本シリーズは、次回にてひとまずの終了と致します)。*(日本)*

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「改正道交法」もうすぐスタート

2006-05-28 00:42:47 | 日記・エッセイ・コラム

史上初、対違法駐車取り締まりの民間委託と対自転車の危険行為に係る取り締まり開始と言う2つの目玉条項を持つ改正道路交通法の施行まで後数日となった。

特に大都市の中心部で遥か以前より解消せず、社会問題化していた違法な路肩駐車に対し、交通警察が業を煮やした形となった。今回初の取り組みとして、違法駐車摘発の専門資格を有する民間の駐車監視員を大量に投入、写真撮影など必要な情報収集と警察署転送処理などに当る。以前は認められた違反発覚より摘発までの時間的猶予も原則なしとなり、身分的には警察官と同等の「みなし公務員」に当る為、摘発活動の妨害等に出た場合には、公務執行妨害容疑にて刑事責任を問われる事も有り得る。

確かに主要都市中心部の違法駐車は目に余るものがあり、交差点近くでも平気で長時間滞留するケースも少なくなく、これがしばしば視界不良を引き起こし、交通事故多発の一因をなしていた。荷物納品の為の運送車の扱いをどうするかなどの課題が残されているが、少しでも折り合いをつけ、たとえある程度でも違法駐車の解消を目指してもらいたいものだ。

もう1つ、自転車の危険行為への取り締まりも評価できる。既に何人かの犠牲者も出ており、主に暴走に代表される危険行為をこれ以上放置する訳には行かない。俺も歩道を歩く時、疾走する自転車に危険を感じた事は1度ならずあるし、自動車にて移動中に過去2回、自転車の同士討ちを目撃している。内1度は片方の乗員が頭部を強打してかなりのダメージを負っていた様だ。いずれも度を越した高速走行が原因。自転車にも殺傷力がある事をまざまざと見せ付けられた形となった。

罰則はかなり重く、飲酒運転や夜間の無灯火などには自動車並みの厳しい処分も有り得る様だ。不祥事も多く、信頼の揺らぐ警察だがここは一念発起、必要な摘発は敢然と実行願いたいものだ。不心得者達の身勝手な行動の後には、我々日本人の敵「放縦」に対して全く無力だった日本国憲法がその老朽した姿を晒している事も、是非頭の片隅に置いておきたい。Dscn1487

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