Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新年度・・・ですねⅥ

2004-04-12 23:23:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!
新年度早々、国民的難問が降りかかって参りました。申すまでもなく、中東に於けるイスラム武装勢力による邦人人質事件です。全員が現地イラクの民生面での協力者であるだけに極めて残念です。
今夜は私の愛読紙、読売新聞の「編集手帳」を引用しながらこの問題について少し考えようと思います。
①(編集手帳4/10付、序文)「鎖は最も弱い部分から切れる。全体の強度も所詮は最も弱い部分の強度でしかない。テロを封じ込める鎖、それが国際協調であり、日本は鎖を形作る輪の1つである。」
この事はもう誰も否定できないでしょう。
我々の日本も勿論、対テロの鎖の一部であり、応分の責務が求められるでしょう。
「国際協調主義」は日本国憲法にも謳われているはずです。
②「弱い輪とならない為には、身を守るすべのない民間人をテロリストの魔手から遠ざけねばならない。政府は再三にわたり、イラク全土の邦人に退避を勧告して来た。
③「装備を整えた自衛隊にして、一瞬たりとも息の抜けない国であり、時期である。
武装集団に拉致された3人の日本人も危険との遭遇には、それ相応の覚悟があったに違いない。」
この点も頷ける所です。何しろ戦乱の地、しかも多くの部族、異なる宗教が入り混じり、ひしめき合っている由。日本本土にいる感覚では到底、その理解を超えている事でしょう。
④「人道支援や執筆の活動を通して、イラク人の事を親身に考えて来た人達である。
よもや友に危害は加えまい・・・油断があったとすれば、善意の通じる平和な国に慣れた人の善良さ、もしくは甘さだろう。
善意に非道で報いた武装集団の行為は卑劣である。」
正にその通りでしょう。冒頭にも申した通り、この3名はイラク民生面の協力者です。
彼等の無謀や不注意を詰り、非難する論調もあるやに聞いていますが、筋違いの一言であります。安易な同調は、武装集団の行為に正当化の口実を与えるだけでしょう。
その意味でも、今回の蛮行は「卑劣」の一語に尽きるでしょう。
⑤「脅されるままにイラクから自衛隊を撤退させれば、味を占めた犯罪者は拉致戦術の対象をあらゆる国に広げるだろう。身代金目的の邦人誘拐を誘発する恐れもある。
弱い輪から鎖は切れ、元には戻らない。」
事実はこの通りにはならないかも知れないにせよ、可能性は大きく、又、どこの国が
「弱い輪」になるか解らない脆さも孕んでいると言えるかも知れません。
最後にこの文は「米国の協力も仰いで進めると言う政府の救出活動が成功し、一刻も早く3人が解放される事を祈る。武装集団は3日の猶予期間を突きつけている。時を刻む針の動きが普段よりも速く感じられてならない。」と結んでいます。人質の健康面を考えると迅速な解決がなされなければならないのは勿論ですが、拙速なやり方では武装集団を刺激し、結果として人質が危険な状況に追い込まれかねません。このあたりが難しい所でしょう。同組織は人質解放に同意したとの情報もありますが、時期等は確定しておらず、とに角安全確実な解決が図られる事を望みたく思います。*(SOS)*

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新年度・・・ですねⅤ

2004-04-12 00:11:00 | インポート
昨日まで土曜、日曜と、新潟から会津にかけて遠出して参りました。
私にとり、もっとも安らげる地「磐越」、今の時期は雪を頂く磐梯山、飯豊連峰がひときわ美しく、又うまくすると遅咲きの桜との両方を見る事ができます。
残念ながら山間の桜は時期が1週間程早かった様で、まだ蕾の状態。見頃は次の週末の様です。雪山の方は素晴らしく、桜が見られなかったのを帳消しにする程の見事さでした。あまりうまく行きませんでしたが、写真も撮りましたので、近日ウェブとHPの両方に載せようと思います。まずは報告まで。*(桜)*

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