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Gutsブログ

還暦Gutsの日々の筋トレ、ボディービル、マシン改造、トレ裏技等について熱く語りマッスル !

22.月/コロナの教え

2020-06-22 21:37:00 | Weblog
【聞こえる。見える。】

R2.6.22朝日新聞「天声人語」より
部分抜粋

宮沢賢治の童話の魅力の一つに、擬音表現がある。『やまなし』では、川底で2匹の蟹の子が「クラムボンはかぷかぷわらったよ」。あははでも、げらげらでもなく「かぷかぷ」

そんな音だけでも違う世界に連れていかれるような気がする。

野球の球をバットの芯でとらえた音は、賢治ならどう表現しただろう。

ようやく開催したプロ野球の中継で「野球そのものの音を楽しんでください」とアナウンサーがしきりに言っていた。

150キロの直球がミットに収まるときのスパーンという音は、確かに迫力が違う。選手が走り出すと、スパイクがサクサクと音を立てる。打者の気合がウッというような声になる。テレビ観戦組には、小さなプレゼントかもしれない。

コロナは多くのものを奪ったが、そのために聞こえてきたもの、見えてきたものもある。(略)

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コロナは、人類の大事なものを削ぎ落とした。

しかし、一方では、真に大事なものを見せてくれた。

俺の弁当も、余分な食材を削ぎ落とし、筋肉に良いものだけを残す。