goo blog サービス終了のお知らせ 

生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

いのちがけの申告

2017-08-16 16:26:31 | 教会
一昨日、友人に暑中お見舞いを出してしまいました。とっくに立秋を過ぎているとも、涼しくなっているとも気づかずに、暑い日が続いていますが、お体に気を付けて……と書きました。

わたしにとっては、暑い夏がずっと続いているのです。毎日2回洗濯機を回し、2回買い物に行き、4~5人分の食事を作り、客人が来れば8人分作り、教会学校キャンプへ行く10歳の孫の送迎をし、赤ん坊をあやす毎日でした。

10歳のヒックンは昨日自宅に帰り、娘一家は娘婿の実家に出かけた(明日にはもどってきますが)ので、今日は初めて涼しさを感じたところです。

13日の敗戦記念礼拝は、ティーインズの子どもたちも大人の礼拝に与かりました。

戦後72年が経ち、戦争を知っている世代が高齢となっています。
学校では戦争について教えますが、どのようなことが行われたのか詳しくは教えません。
日本がインドネシアを支配していた時のこと、中国で大虐殺を行ったこと、韓国を30年以上も支配し、国土、名前、人権、いのちを奪ったことについて、学校ではどれだけ教えているのでしょうか。

礼拝では末永敏事(すえながびんじ)という長崎出身の医師のことが紹介されました。
末永敏事は、当時最先端の結核の研究をしていました。

国家総動員法によって国民徴用令が出されたとき
「反戦主義者であること申し上げます」と宣言して検挙され、行方知れずとなりました。

家族や親戚も末永敏事について知らされなかったのですが、最近調べてみると、地元の新聞に敏事が無教会主義のキリスト教伝道者、内村鑑三の薫陶を受けたこと、長崎医学専門学校(現長崎大医学部)を卒業後、米国に留学し、シカゴ大やシンシナティ大で研究していたことが書かれていたそうです。

敏事は内村鑑三に出会ってクリスチャンになっていたのです。
信仰に基づいて、いのちがけで申告したのですね。


聖書の言葉
「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。(マタイ5:9)」



にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へにほんブログ村
↑ここをクリックしてください。そうすると、より多くの方がこのブログを読んでくださるようになります。

拍手ボタンです

web拍手