生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

いのちのことばに触れるとき

2015-02-10 12:26:50 | 教会
教会学校では毎年2月に暗唱聖句大会があります。今年の暗唱聖句の一番長いものは、「ピリピ1:1~12」です。その他に20の聖句を覚えます。

わたしは聖句を書いた紙をクリアケースに入れ、台所や風呂場に持って行って覚えています。年齢と共に記憶力が低下して、なかなか覚えられませんが、子どもたちには負けられません。暗唱聖句大会の日(2/22)まで覚えられるように頑張ります!

去年はヨハネ1:1~14を覚えました。

新約聖書にはマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書がありますが、前者の3つは共観福音書といって、共通する記述が多いのですが、ヨハネの福音書は書き方も違っています。
ヨハネの福音書の冒頭には次のように書かれています。

「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。」

最初読んだとき、謎のような文章だと思いました。一度読んだだけでは何のことかわからないですね。でも、何度も読むうちに神がことばであるという意味がわかってきます。

今年は礼拝でⅠヨハネの手紙からメッセージをされると聞いて、嬉しく思いました。

個人的には、イエス様の弟子の中でいちばん好きな人はヨハネです。このヨハネはイエス様に洗礼を授けたバプテスマのヨハネとは別人物です。

わたしが使徒ヨハネについて知っていることはわずかです。

12弟子のひとりであること。もと漁師であること、「雷の子」とイエス様に呼ばれたほど短気な性格だったこと、自分のことをイエスの愛しておられた弟子と書いていること、ペテロより若く、足が速いこと。(復活の知らせを聞いてペテロと共に墓に駆けつけたとき、ヨハネが先に着いた)、十字架上のイエスからマリヤを託されたこと。晩年パトモス島に島流しになり、そこで黙示録を書いたことなど……。

ヨハネが福音書やヨハネの手紙を書いたとき、感動して書いたのだそうです。
「ヨハネは神が人の姿をとってきてくださった方に会い、3年間寝食を共にしたこと、その身体に触ったことに感動しているのです。」と牧師先生が言われました。

わたしは2000年前に生きていないので、ヨハネのようにイエス様の姿を目で見ることも声を聞くことも触ることもできません。
でも、ことばが聖書に記されています。それは「いのちのことば」です。

いのちのことばに触れるとき、わたしはヨハネと同じように感動します。そして、そのことを伝えたい、あかししたいと思います。

このあふれるような思いをどのようにして伝えたらいいのでしょう。
語る言葉、書く文章にこの思いを込められるように、読者に伝わるようにと願いつつ……。


日本クリスチャン・ペンクラブのHP更新しました。
「はじめて聖書を読むまで」の中にわたしの書いた文章が載っています。ぜひごらんください。



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