生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

新しい力

2014-05-27 12:41:25 | 日本クリスチャン・ペンクラブ
この前の日曜日に息子一家が来ました。
ヒックンだけ土曜日から来て泊まりました。

土曜日、わたしはクリスチャン・ペンクラブの例会でお茶の水へ行っていたので、ヒックンは半日おじいちゃんとふたりで過ごしました。イオンに連れて行ってもらい、お昼を食べ、クレーンゲームをやって筆箱が取れたと大喜びしていました。

翌日は、生後2か月になるナルクンがきました。連休に会ったばかりですが、ひとまわり大きくなったように感じました。顔つきもしっかりして、呼びかけに反応するようになっていました。機嫌のいい時は声を出します。

夜、ヒックンが87歳のひいおばあちゃんに電話しました。おばあちゃんにナルクンの声を聞かせたいと言って、受話器をナルクンの口元に持って行くのですが、タイミングよく声が出ません。

「ナルクンの声を聞かせるのは、もう少し大きくなってからね」とわたしが言うと、ヒックンは「おばあちゃん。ぼくが代わりにナルクンの声出すね」

と言って、「アー、アー。アウー、アウ」とナルクンのまねをしました。
みんな大笑いです。

おばあちゃんは、ナルクンの声を聞かせようとしたヒックンのやさしさに感動して「元気が出たわ」と言いました。そのことをヒックンに伝えると、「おばあちゃん、元気がなかったの?」と心配そうにしていました。
人の心を思いやる子どもに育っていることを感謝しました。
ヒックンは「ああ、楽しかった。また来るからね」と言って帰って行きました。

帰った後はどっと疲れが出ます。疲れるということで、クリスチャン・ペンクラブで聞いた話しを思い出しました。一部紹介させていただきますね。

聖書には次のように書かれています。

「あなたは知らないのか。聞いていないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。 疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。(イザヤ40:28-31)」

年をとると「疲れた」というのが口癖になります。疲れを知らなかった若いころが懐かしく思えます。
でも、聖書には「若者も疲れる」と書かれています。それは、神からの慰めです。
「主を待ち望む者は新しく力を得……」
と書かれていますが、主を待ち望む者とはイエス様によって、新しく造られた者、すなわちクリスチャンをさします。

わたしたちは年をとって死ぬことが決まっています。裁きを受けることも決まっています。イエス・キリストにある者は、キリストの十字架と復活によって新しく力を与えられ、永遠のいのちを与えられると約束されています。その神の約束は、わたしたちの問題とは関係がありません。

『神の約束が先行している』と聞いて嬉しくなりました。
クリスチャンは、死に向かって歩いているけれど、復活の力に預かっているのです。
神様は「鷲のように翼をかって上る」ことができるほど、新しい力で生かしてくださるのです。




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