Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

自分たちのサッカー(26節徳島戦)

2011-08-28 23:09:07 | マッチレポート11’
よっしゃー、勝った!!

ハーフタイムを機に全く別のチームになった今日の試合。オレが監督なら「前節あれだけ戦えたのに、今日はなぜ出来ない!気合を入れろ!」みたいなことを言ったと思う。試合後のインタビューでモリシと前田は口を揃えて「自分たちのサッカーをしろ」と監督に言われたと言った。そして見事にサッカーが変わり、今シーズン初の逆転勝ち。改めて監督の手腕とそれを信じ切れる選手たちとの信頼関係を感じた。

ドンミョンについては一度までは目をつむりましょう。本人もやりたくてDFをやってるわけじゃないでしょうし、こういう類のミスが出ることはある程度までは想定してたし。まぁそうだとしてもひどいミスだけどね。それよりも苦言を呈したのは圭介。1試合であれだけのキックミスを繰り返したら次節替えられても仕方ないと思うぞ。

連勝で遂に目標の一桁順位に突入。嬉しいねぇ。こういう試合をものに出来たのは大きいと思うな。

次節モリシが出場停止。熊本戦でモリシ不在の課題に全く応えることが出来なかったチーム。あれから3週間。この機会がすぐに来ることは分かっていたはずだから、どう対応するかむしろ楽しみ。

それにしてもモリシと前田は本当にじゃんけんしたんだろうか。
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みちのくダービー

2011-08-28 15:50:55 | トリニータ
0泊2日でみちのくダービーを観に行ってきました。




行きは「はやぶさ」。来月の平常運転までは1日1便とのことで満席でした。少年が覗き込んでいるのは噂のグランクラスです。大宮を出たら仙台までノンストップなので2時間弱。弁当を食べ終わって落ち着いたと思ったらもう福島県に入ってしまっていたので、早過ぎてちょっと物足りなかった。




仙台からは仙石線に乗り換えて一路松島へ。写真は松島海岸駅でちょうど向かいに停まっていた石ノ森章太郎の「マンガッタンライナー」。


松島からは塩釜に戻る遊覧船に乗船。宮島、天橋立に続いて日本三景を踏破しました。ちなみに新日本三景は唯一耶馬渓にだけ行ったことがない。これだけ大分に縁の深い生活をしているにもかかわらず。今度はホーム戦の帰りにでも寄ってみるかな。


塩釜ではお寿司を食べて、塩釜神社を参拝して、ちょっと歩いて東北本線にルートを変えて仙台まで戻ってきました。




仙台から市営地下鉄に乗り換えて、ユアテックスタジアムへ。前に平ちゃんも言ってたけど、最寄りの泉中央駅に入る直前に車窓からスタジアム全景が見えてくる瞬間はたまらないね。他にも電車や高速がスタジアムに近づくところはあるけど、あそこまで迫力があるのはユアスタだけかもしれない。

スタジアムに入って一番驚いたのはコンコース一周をどちらのユニを着ててもOKということ。この日はダービーにも関わらず、青と金が入り混じってコンコースは大賑わいでした。ユアスタのコンコースは見所満載です。




2002のイタリア代表の豪華なことといったら。このチームが大分に来たんだからね。




九州Jサポの活動も大きく展示されてました。


ユアスタでカリーパンに出会えるとは。この日は「カキ入り」と「タンシチュー入り」を食べてみました。「カキ入り」は独特の生臭さが良くない方向に出てしまっていてちょっとダメ。「タンシチュー入り」は食べる前から思ってたんだけど、シチュー入りにこだわる必要があったのかなと。シチューをカレーに入れれば間違いなく食われてしまうと予想して食べたらやっぱりそのまんま。タン入りカレーパンでした。でもタンも大きくて美味しかったです。




アーセナルから送られたユニとメッセージ。ただナスリというのがちょっと泣けた。


過去にユアスタで行われた代表戦の写真も掲示されてました。写真は日本代表の内田篤人と東北代表の香川真司。香川がみやぎバルセロナ時代だから高校生の頃ですね。


スタジアム自体もとても素晴らしい。J1にいればもっと入れたくなくのかもしれないけど、2万人規模の専用スタジアムが一番程良いと思う。


意外と言ったら失礼ですけど、山形サポががんばってた。声も良く出てた。等々力に行っても思うんだけど、仙台サポはなぜゴール裏に陣取らないんだろう。昨日バックスタンドから観てて迫力を感じたのは圧倒的に山形サポだった。やっぱり正面から受けるのと横から受けるのは全くと言っていいくらい印象が違う。多分メインスタンドには仙台サポの迫力は伝わってると思うけど。ただ一番届けたいのはピッチ上の選手なわけだしね。オレの周りにいた着席タイプの仙台サポも同じように感じてたと思う。噂ほどの一体感や全体感は感じなかった。


試合は2-1で仙台が勝利。山形はああいう失点の仕方をしてたら勝ち点は積み上がらない。この日大宮が勝ったので、残留圏との差はさらに広がった。仙台よりもやりたいサッカーは良く分かったんだけど、いかんせんミスが多い。試合の一番最後に右サイドでこねくり回してパワープレーにすらいけなかったことが今の山形を象徴してるような気がした。ただ一人雅人だけは別次元の動き。大久保が全く機能していないこともあり、PK奪取も含めてまさに孤軍奮闘。絶望的ではあるけれど、07年の大分のように残留に導けるとしたらこの男しかいないということを強烈に印象づけたと思う。あとは長谷川悠の復帰が待たれる。




仙台は序盤に運良く2点取れたことと過密日程が関係したと思われるが、決して攻撃的ではない山形相手に終始引きっぱなし。引くと言うよりも自陣に張り付いているという方がいいくらいのリトリートっぷりのため効果的なカウンターも少なく、この勝ち点3はラッキーだったと思う。しっかりと休養をとった時にどんなサッカーをするのか、このままでいいはずはないと思う。

試合は期待外れだったけども、雰囲気は十分に楽しめたユアスタを後にして夜行バスで東京まで帰ってきました。久しぶりに夜行バスに乗ったけど意外とよく眠れた。丸一日24時間で仙台を堪能してきましたが、まだまだ随所に震災の影響を感じるところも多く、今回行った中では海岸沿いの塩釜で特に感じた。経済的な面でしかなかなか出来ていなけど、継続的な支援は絶対に必要だと改めて感じた。そして早いうちに大分がJ1としてこのスタジアムに来ることも期待したい。
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