Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

これぞアウェイの勝ち方(27節水戸戦)

2011-09-12 00:38:11 | マッチレポート11’
前節今季最も愚かな負け方をしたかと思えば、今節今季最も賢い勝ち方をする。ここでも日々成長を実感。

内容は確かにいいものではなかったかもしれない。ただじっくりと我慢して、少ないチャンスをきっちりとものにするという「これぞアウェイの勝ち方」を実践してくれた。

キャプテンの裏へのロビングにワイドの選手が絞ってゴールに迫るのはよくあるシーンだけど、ついに決めてくれた。さんぺーのシュートもテクニカルで素晴らしい。何やらJAGSのベストゴールに選ばれたとか。大分では今季初だね。ゴール後「足!足!」とアピールしてるサンペーが面白かった。多分今季2ゴールをいづれも頭で入れてることをいじられてたんだろうね。

ジョンハンも得意の「デルピエロゾーン」から見事にぶち込んだ。これであそこからは今季3ゴール目だね。原口元気もあの形を得意にしてるけど、ジョンハンの決定力も負けてないぞ。

もう誰が何と言おうとモリシの存在感はずば抜けていて、それは結果が如実に物語っている。今日の試合を観てて思ったのは、モリシの献身的な貢献というのは実は攻撃陣にではなくて守備陣に大きく寄与してるんじゃないかなということ。今日のように押し込まれて苦しい展開になった時に難しく考えずに前線に預け所があるのは守備陣の頭をとてもクリアにしてくれて、守備に集中出来てるんじゃないかなと。単純に前線で時間を作ってくれることで陣形をセット出来るということもあると思うけど。

そしてモリシと並んで絶対に外せないピースである土岐田がここから2試合お休み。モリシ不在時の答えはまだ見つかってないけど、総力戦を掲げるチームが、誰々がいないと勝てないという特定の選手に依存しすぎる状況をは作ってはいけないと思う。田坂さんがどんな布陣を敷いてくるかは想像もつかないけど、何せ2試合休みだから付け焼刃ではダメだ。それでも期待して待ちたい。


去年のあの恐怖の思い出が蘇るバックスタンド下。今年は立ち入り禁止になってました。



今日の14時46分は常磐道を走行中に迎えました。思えば去年のアウェイ水戸遠征はその常磐道をひた走って午前中にJヴィレッジであったユースのクラ選を観に行ってからハシゴしたなと。あのJヴィレッジが今、サッカーどころではなく原発対応の最前線になってることを考えると胸が締め付けられるような思いだ。日常にサッカーがあることに感謝しなくてはと改めて思う。
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