Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

またもロティーナからゴール奪えず(9節セレッソ戦)

2019-04-28 01:52:34 | マッチレポート19'
公式戦3試合連続ドロー。試合後に胸に手を当てて冷静に気持ちを整理してみると複雑ではあるけど「悔しい」という気持ちが一番強いことに気付く。ガンバやセレッソがホームで明確に大分対策を実行してきて、それを崩し切れずにドローが続いた状況に対して「悔しい」という思いがこみ上げてきていること自体に驚きが隠せない。開幕前に抱えていた不安や迷いの段階は早々に飛び越えて、我がチームは次なるステージに足を踏み入れたとハッキリと言える。


「戦術都倉」以外には恐さは感じなかったから無失点は妥当と思う一方、押し込んだとはいえ決定機と呼べるほどのチャンスを作れなかったことも事実でスコアレスドローという結果はやっぱり妥当だったなと思う。そこに敵将があのロティーナだったということを加味するとなおさらにその色は強まる。しかしロティーナからゴールが奪えないね。


柿谷とソウザをベンチスタートで温存してきたのは先週の宮本監督と同様に後半勝負が狙いなのかと思っていたら、ソウザにいたっては結局最後まで使わなかったので、どうもそうではなかったらしい。今週配信されたタグマのインタビューでも讃岐の前監督である北野さんがセンターハーフで一番能力が高いと断言していたソウザ。今季のセレッソの試合でも抜群の存在感を示していたソウザを使わなっかたのはちょっと疑問だった。ガンバほどべったりと引くわけではなく、高くまでプレッシャーに来るには来るけど、奪う気・ハメる気まではないプレッシャーのため高木あたりに1人飛ばすミドルパスを出されるとたちまち撤退→引きこもりという流れを繰り返すため結局21人がセレッソ陣内でごちゃごちゃしてるという時間がとにかく長かった。岩政に「つまらない」と言われてしまっても「その通り」としか返せないような試合だった。


ただ岩政のように第三者から見れば「つまらない」試合だったかもしれないけど、当事者(大分サポーター)からするとそんなことはなくジリジリとしながらもどこかでこじ開けてやろうという緊張感の続く面白い試合だったと感じてる。9試合が終わってJ1でもそこそこやれるという実感を掴みつつあるタイミングでこの試合を監督やスタッフがどう評価しているのかという部分がとても気になる。目標はあくまでも残留だし、この結果は悪くないから例えこじ開けられない試合が続いたとしても今のまま続けようなのか、よりこじ開けられるように少しやり方を変えたり、手を入れていこうなのか、もちろん他にも評価の仕方はあるとは思うけど、どう考えているのかはとても気になる。個人的な思いとしてはこのままでいいと思っていて、今日の試合で言えば、調子が良さそうだったごっちゃんの投入をあと5分くらい早められればくらいしか思うところはなくて、今後も相手チームが施してくる大分対策が塩味の強い消極的な対策なのだとしたら、それをそのまま受け止めてあとは負けなければいいんじゃないかと思ってる。



思い返してみるとヤンマーに来たのは06年シーズン以来なので何と13年ぶり。13年前の試合はけっこう鮮明に覚えていて、確か中断明け1発目の試合で、さらに大久保がスペインから復帰してきた最初の試合だったはず。記憶が確かなら水曜日開催だったはずで、この日滋賀でお客さんとゴルフをやってその足でそのまま長居まで行ったんじゃなかったかな。注目の大久保は完全沈黙でこの頃ブレイクし始めていた司がシャペウ気味にライン際をドリブルで突破して強烈な一撃を決めて快勝した試合だったはず。それとスタジアムは隣のキンチョウだったけど、6年前にセレッソと対戦した時は今日と同じ4月27日開催。その試合もスコアレスドローだった。こんなこともあるんですな。



珍しくレフリーにしつこく食い下がっていた片野坂さん。確かに藤本が倒されたプレーにイエローが出なかったのはよく分からなかった。



最近はスタジアムで座る位置を決める時は、後半に大分の右サイドが近い方に座るようにしている。最後の最後までエネルギーを持ってユニットで攻め上がってくる大分の右サイドは文字通りストロングポイント。その迫力を感じたくて右サイドに近い位置に座るようにしてる。







大分ユース出身の大先輩へボトルを渡す。今日はマッチアップする回数も多かったけど、負けてなかったね。


08年にタイトルを獲り、本当にスター選手揃いだったあの時期に1枚しか持たないレプユニの背番号を28にしていたくらいに清武マニアの自分。このシーンが嬉しくないはずがない。チーム状態が良くない中で気は進まなかったかもしれないけど、挨拶に来てくれてありがとう、キヨ。



水沼に坊主頭をイジられていた高山。





試合前は公園内で開催されていた「肉フェス」へ。美味しかったんだけど、食べ物メインのイベントなのに砂埃が舞う場所で開催するのはナンセンス。


ということで2週続けて自走で大阪行ってきた。特に今週は宿泊なしの弾丸。10連休を警戒して金曜日の夜10時前には出発したのに、既に東名は25km渋滞。渋滞を抜けるとサービスエリアは仮眠する車であふれかえっていて、トイレ休憩すら出来ずに進むしかない状態。10連休の破壊力を10連休前夜にして知ることとなりました。たださすがに帰りは10連休初日の上りということでガラガラ。今日はゆっくり寝ます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「もったいない」が成長(ル... | トップ | 九州の誇り(10節鳥栖戦) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マッチレポート19'」カテゴリの最新記事