Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

結実(9節名古屋戦)

2007-05-04 14:05:40 | マッチレポート07’
急遽出場から労を惜しまず無駄走りを続けたマサル。

胸が熱くなるような想いを感じつつも得点といった結果にはつながらない
んじゃないかと一方では冷静に考えていた。

そんなどうしようもない考えを見事にドンピシャヘッドで覆してくれた。
ここ数試合、気持ちが見えずに運動量も明らかに落ちていたトリニータに
「サッカーとはこんなもんなんだ!」と言っているかのような本当に胸の
すくようなゴールだった。走りまくったマサルが決めたからこそ意味のある
ゴールだったと思う。

無駄走りという種まきと前線からの激しいプレッシングという水やり作業
が生んだまさに「結実」のゴール。収穫が出来るのは走った人間の特権だ。

試合終了後には何人かの選手がへたり込んでいた。それでいいんじゃないか。
余力を残して試合を終えるなんてうちのチームには百万年早いよ。

とにかくこれでリスタートの準備は整った。

とは言えまだまだ9日で3試合の殺人スケジュールが待っている。ここで
結果を残せてこそチームにもマサルにも初めて意味を持ってくる勝ち点3
でありゴールだったということになってくる。

当たり前で言うのも憚られるが

「油断はノーサンキューです。」

(ちなみに駒野のゴール見ました?ロスタイムにあの爆走は信じられない!
2トップよりも右サイドのケアが重要。ネモと対面したらボランチはすぐに
挟み込みにいって1対1にさせないことだね。あとは最多失点同士のDFの
どちらが先に崩れるかだね。先取点を取られてしまっても諦めないことだ。)

瑞穂遠征に話を戻しますが、これで3年連続の参戦で負けなし。万博とならぶ
無敵スタジアムになりつつあります。

名古屋は開幕から好スタートもケガ人続出で失速気味というのは05年と
ダブるなあと思っていたけど、今年は勝たせていただきました。人の心配を
してる場合ではないが、最終ラインやばいよ。うちほど決定機を逃すとこは
他にはないからね。ネモ、あれは決めようね。

帰宅してふと気がつくと気持ちが入りすぎていたのかスタジアムでの写真が
1枚もない。



2年前は地球博と鯱を地上に降ろして間近で見られるというイベントと重なった
ためあまりの行列で断念した名古屋城観光をやっと達成。



そして昨日のMOM。試合前の観光に試合後の祝勝会にと所狭しと荒れ狂う
我々を見事にフォローアップ。死ぬほど混んでいた名古屋駅のきっぷ売り場も
スイスイで、さらにキッチリと元も取らせていただきました。

それにしても試合後行く先々の「ひつまぶし」や「味噌カツ」の店は只ならぬ
行列でした。おそるべし日本のゴールデンウィーク・・。
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