オフシーズンの悲喜こもごものダンスは1曲全て聞き終わってからにしようといつも心がけているんだけど、今回ばかりはちょっと嬉しいので書いちゃいます。完全な自己満足記事なので興味のない方はすっ飛ばしてください。
岩武くんが大学4年だった2018年の春先、カムバックサーモンしてくれないか日々想いを募らせていた。しかしそんな想いもむなしく4年になって早々に鈴木啓太ラインで岩武くんは浦和に入団が決まってしまった。まあくよくよしてても仕方ないので遊び半分で、#哲平さんに推薦したいシリーズ というハッシュタグを作って大学サッカーで気になる選手を何人かピックアップしていた。もちろん本気で哲平さんに届けたいなんて思っていたわけではないけど、その記念すべき第1号が上夷克典だった。一番よく見ていた岩武くんの隣でプレーをしているので、目に留まりやすかったというのもあると思うけど、とてもいいCBだと感じていた。結局同じJ2の京都に入団することになるんだけど、その際の報道で獲得レースに大分も参戦していたと書いてあって複雑ながらも何だか嬉しかった記憶が強く残っている。
まず特筆すべきは空中戦の高さ。身長は181cmで飛び抜けて高いというわけじゃないけど、落下地点の予測と助走をつけたジャンプでこの写真のように競り合う相手よりも最高到達点がかなり高かった。
それとスピード。線はやや細身だけど、1対1やカバーリングの際に見せる寄せがとても速い。鹿児島県出身ということもあるけど、当時からイメージは上本大海にそっくりだなと思っていた。大海は関東大学リーグの現場で2度ほど見かけたことがあるので、もしかすると大海がずっと追いかけていたのかもしれないね。
山形の高橋潤哉とグリグリのひっぱり合い。
明治トレイン。先頭から中村帆高(FC東京)、岩武克弥(横浜FC)、上夷克典(大分)、村田航一(水戸)、袴田裕太郎(横浜FC)。
2年越しで届いたラブコール。めちゃくちゃ期待している。
ただ実はもっと思い入れが深いのが坂圭祐。
初めて認識したのは彼が高校3年の選手権準決勝。まだ旧国立で選手権をやってた頃。四日市中央工のキャプテンでとても存在感があった。そしてその翌年順天堂大に進学して、高校→大学と初めて繋がりを持って見た選手となった。強豪の順大でも早々に定位置を掴み(確か1年からかなり出ていたはず)、順大の試合を見れば必ず出ているような選手だった。
大学でもキャプテンを務めていたように穏やかそうな表情だけど、しっかりとしたキャプテンシーを発揮してくれそうだ。関東大学リーグの中心的な選手だったけど、身長が174cmとCBしては小さい方だから、もしかするとプロからは声がかからないかもななんて心配をしていたら湘南が獲得した。湘南はこの年は鹿屋体育大から松田天馬も獲得している。前にもちょっと書いたことがあるけど、湘南の選手獲得方針はかなり好感が持てると感じていてそれはこの2人の獲得の時から感じ始めた。その2人が今回同時に移籍してしまうので、若干の申し訳なさは感じるものの、まさかプロ入り3年でしっかりと経験まで積んでプロとしてこれからというタイミングで坂圭祐が大分にやってくるなんて夢にも思っていなかった(誇張じゃなく夢にも思わなかった)から、猛烈に嬉しいし期待している。
デンソーチャレンジカップでは全日本には選出されず関東A選抜で出場。ここでもキャプテン。しかしこの大会で全日本選抜を破って関東Aが優勝。ここで一気に株を上げた印象がある。守田にディサロ、鈴木徳真、渡邉新太、西澤健太と今見ても豪華。
そしてユニバーシアードにも選出して金メダル獲得に貢献。プレースタイルはJ1での出場経験も豊富で各所で語られているので、今さら付け加えることはないんだけど、一番いいのは正確なフィードかなと思う。智輝が抜けて上下動の運動量を失うのと同時にあの強烈なサイドチェンジがなくなってしまうのが不安だったけど、坂ならそこは十分にカバーしてくれそうだ。
最後に印象的な1枚。今をときめく鹿島の上田綺世の関東大学リーグデビュー戦は順大戦だった。ただこの試合で上田綺世は坂に完封され文字通り「何も出来なかった」。もちろん上田綺世がその後強烈な上昇カーブで成長していくのはご存知の通りだけど、リーグを代表するCBとして鳴り物入りのゴールデンルーキーを黙らせた姿は本当にしびれた。
大卒2年目と3年目の選手を他クラブから強奪してきたのは間違いなく髙澤での成功が影響していると思う。こうやって考えると何も新卒での獲得にこだわる必要はなく、プロ入り後もしっかりとウォッチ出来ていれば、むしろ効率的に選手編成が組めるかもしれない。ただし、これをやるためにはJ1に居続けなければいけないし、魅力的なサッカーをやり続けなければいけない。
智輝が抜けてしまったこと(もしかするとさらに悲しいお知らせがあるかもしれないけど)は残念だけど、しっかりと来シーズンも楽しみだと思える選手を哲平さんや大海さんは獲得してきてくれている。来シーズンも必ず生き残りたい。
岩武くんが大学4年だった2018年の春先、カムバックサーモンしてくれないか日々想いを募らせていた。しかしそんな想いもむなしく4年になって早々に鈴木啓太ラインで岩武くんは浦和に入団が決まってしまった。まあくよくよしてても仕方ないので遊び半分で、#哲平さんに推薦したいシリーズ というハッシュタグを作って大学サッカーで気になる選手を何人かピックアップしていた。もちろん本気で哲平さんに届けたいなんて思っていたわけではないけど、その記念すべき第1号が上夷克典だった。一番よく見ていた岩武くんの隣でプレーをしているので、目に留まりやすかったというのもあると思うけど、とてもいいCBだと感じていた。結局同じJ2の京都に入団することになるんだけど、その際の報道で獲得レースに大分も参戦していたと書いてあって複雑ながらも何だか嬉しかった記憶が強く残っている。
まず特筆すべきは空中戦の高さ。身長は181cmで飛び抜けて高いというわけじゃないけど、落下地点の予測と助走をつけたジャンプでこの写真のように競り合う相手よりも最高到達点がかなり高かった。
それとスピード。線はやや細身だけど、1対1やカバーリングの際に見せる寄せがとても速い。鹿児島県出身ということもあるけど、当時からイメージは上本大海にそっくりだなと思っていた。大海は関東大学リーグの現場で2度ほど見かけたことがあるので、もしかすると大海がずっと追いかけていたのかもしれないね。
山形の高橋潤哉とグリグリのひっぱり合い。
明治トレイン。先頭から中村帆高(FC東京)、岩武克弥(横浜FC)、上夷克典(大分)、村田航一(水戸)、袴田裕太郎(横浜FC)。
2年越しで届いたラブコール。めちゃくちゃ期待している。
ただ実はもっと思い入れが深いのが坂圭祐。
初めて認識したのは彼が高校3年の選手権準決勝。まだ旧国立で選手権をやってた頃。四日市中央工のキャプテンでとても存在感があった。そしてその翌年順天堂大に進学して、高校→大学と初めて繋がりを持って見た選手となった。強豪の順大でも早々に定位置を掴み(確か1年からかなり出ていたはず)、順大の試合を見れば必ず出ているような選手だった。
大学でもキャプテンを務めていたように穏やかそうな表情だけど、しっかりとしたキャプテンシーを発揮してくれそうだ。関東大学リーグの中心的な選手だったけど、身長が174cmとCBしては小さい方だから、もしかするとプロからは声がかからないかもななんて心配をしていたら湘南が獲得した。湘南はこの年は鹿屋体育大から松田天馬も獲得している。前にもちょっと書いたことがあるけど、湘南の選手獲得方針はかなり好感が持てると感じていてそれはこの2人の獲得の時から感じ始めた。その2人が今回同時に移籍してしまうので、若干の申し訳なさは感じるものの、まさかプロ入り3年でしっかりと経験まで積んでプロとしてこれからというタイミングで坂圭祐が大分にやってくるなんて夢にも思っていなかった(誇張じゃなく夢にも思わなかった)から、猛烈に嬉しいし期待している。
デンソーチャレンジカップでは全日本には選出されず関東A選抜で出場。ここでもキャプテン。しかしこの大会で全日本選抜を破って関東Aが優勝。ここで一気に株を上げた印象がある。守田にディサロ、鈴木徳真、渡邉新太、西澤健太と今見ても豪華。
そしてユニバーシアードにも選出して金メダル獲得に貢献。プレースタイルはJ1での出場経験も豊富で各所で語られているので、今さら付け加えることはないんだけど、一番いいのは正確なフィードかなと思う。智輝が抜けて上下動の運動量を失うのと同時にあの強烈なサイドチェンジがなくなってしまうのが不安だったけど、坂ならそこは十分にカバーしてくれそうだ。
最後に印象的な1枚。今をときめく鹿島の上田綺世の関東大学リーグデビュー戦は順大戦だった。ただこの試合で上田綺世は坂に完封され文字通り「何も出来なかった」。もちろん上田綺世がその後強烈な上昇カーブで成長していくのはご存知の通りだけど、リーグを代表するCBとして鳴り物入りのゴールデンルーキーを黙らせた姿は本当にしびれた。
大卒2年目と3年目の選手を他クラブから強奪してきたのは間違いなく髙澤での成功が影響していると思う。こうやって考えると何も新卒での獲得にこだわる必要はなく、プロ入り後もしっかりとウォッチ出来ていれば、むしろ効率的に選手編成が組めるかもしれない。ただし、これをやるためにはJ1に居続けなければいけないし、魅力的なサッカーをやり続けなければいけない。
智輝が抜けてしまったこと(もしかするとさらに悲しいお知らせがあるかもしれないけど)は残念だけど、しっかりと来シーズンも楽しみだと思える選手を哲平さんや大海さんは獲得してきてくれている。来シーズンも必ず生き残りたい。