Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

3連敗(23節大宮戦)

2018-07-16 00:53:15 | マッチレポート18’


事実として3連敗ではあるんだけど、今日の敗戦に限っては直近の流れとは関連付けずに、切り分けて考える必要があるかなと思ってる。今日現地で試合を観て、チームの調子が下降線気味だとは思えなかった。ただ、そういう状態のチームが徳島戦や今日の試合のように納得感のない勝ち点の落とし方をしてるうちにいつの間にか本当の不調の方が追いついてきてしまうなんて例はサッカー界では枚挙にいとまがない。ここで踏ん張ってもう一度盛り返したい。


大宮がスペースを消してきて何も出来なかった前半と攻勢に出られた後半で何が変わったのかはスタンドからではちょっと分からなかった。守備時にボールにアタックするラインが少し上がったかなくらいしか感じることはなかったけど、後半は攻める時間が長かった。ただ終盤が近付いてくるにつれて大宮が攻撃を捨てて完全にう◯こ守りに入ったので、これはこじ開かないだろうなと頭の片隅では冷静に思っていた。要するに相手が割り切る前にもっと動かしておかなきゃいけなかったってこと。序盤の失点に代表されるようにこの3連敗は試合の進め方に少し問題があるように思える。どれだけ監督が緻密に戦略を練ろうが、試合でやるのは選手たち。局面局面での判断力は最終的には選手次第。突っ込んで試合に入っているようには見えないのに前半の失点が止まらないのは、試合に臨む選手たちの判断や気持ちの持ち方に問題があると個人的には思ってる。だからこそどうにでもなると思うし、一方で今の勝ち点が積み上がらない状況が焦りに繋がって悪循環に飲み込まれるまでそんなに時間もないとも思ってる。


高木が足でボールを保持すると悲鳴とともに聞こえてくる「前へ、前へ!」の絶叫。「お前は明治大学ラグビー部か?」と言いたくなる気持ちをグッとこらえて我慢する。気持ちは分からなくもないからそこはグッとこらえるけど、高木が相手の前線を引きつけるだけ引きつけてから間延びした相手の布陣のギャップにミドルパスを通した時に何も言わないのだけはホントやめてほしい。ギャーギャー言うならいいプレーには賞賛の声や拍手を送ろうよ。高木は勇気を持ってホントによくやってると思うし、片野坂さんが狙ってることとかをもっと理解する必要があると思う。


フクが5試合の欠場から復帰。フクが左に入ることでやっぱりビルドアップの選択肢に幅が出来るし、この復帰は大きい。一方で右のCBが固まらなくなってきた。今日はソンスが入って刀根、翔平がメンバー外で竹内がサブ入り。結果的にはソンスが与えたPKが決勝点になってしまったわけで今日の起用も成功だったとは言えない。この3連敗に共通する前半のそれも早い時間帯での失点をなくさない限り連敗は止まらないと思うし、次節栃木戦は右のCBに誰を使ってくるかと、前半の戦い方に注目したい。そして何が何でも連敗を止めたい。


ごっちゃんの負傷以降の4試合は前の3人が藤本−馬場−伸太郎で固定されてきた。誰が悪いというわけではないんだけど、結果としてこれで3連敗でかつ流れの中からのゴールなしなので次節は手を入れるべき。伸太郎は今日は前半から躍動感があり、ニオわせまくってた(汗くさかったとかではなく)から期待感はあったんだけど、結局勝敗に直接影響を及ぼすプレーは出来ていなかった。馬場も少しリフレッシュさせる意味からもいったんベンチでいいと思ってる。馬場は前向きにプレーしてる時は素晴らしいんだけど、引いて受ける時にまず100%の確率でリターンしてしまう。ターンして前を向かないから期待感がなく、相手への脅威にもなっていない。藤本はPKをもらいにいったシーンは強引にシュートに持ち込んでほしかった。強引に足を振り抜いていたらもしかするとPKがもらえたかもしれないと思ってる。


さて、どうしますかね。このタイミングで3連戦が巡ってくるのは良いことなのか、良くないことなのか今は判断がつかない。さて、どうしますかね。










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