Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

あとちょっと、もうちょっと(20節札幌戦)

2015-06-30 00:05:49 | マッチレポート15’
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」

札幌という北の大地での長い未勝利からの脱出をイメージして準備してたこのフレーズもボツとなった。



とても分かりやすい試合だったと思う。

全く結果が出てない中でも、選手たちから聞こえてくるポジティブな言葉を裏付けるような勢いを見せた前半。上位クラブが巻き返しを図ると防戦一方でカウンターすら繰り出せずに、時間の問題だった失点。その後は少しは攻撃出来るものの、終始押し込まれて何とか勝ち点1を守り抜いたという試合。


結果論ではあるけど、後半開始から失点して、タメ、高松を連続投入したあたりまでほぼ組織として機能してなかったから、失点する前にダニエルあたりを投入してもっと明確に押し返す意図を全面に出してもいいんじゃないかと思いながら試合を観てた。ただ後半は失点の可能性は十分にあって、得点の可能性はほとんど感じられなかったところからするとこの勝ち点1はよく拾ったとも言えるし、評価が難しい。

いきなりカードをもらっちゃって萎縮したのか1枚目で投入されたにも関わらず全くキレのなかったタメとか、もう本当にいつも通りに戻っちゃったごっちゃんとか、心配なことも多々あるけど、少しずつだけど勝ち点3に近付いてきてる雰囲気も確かに感じる。


月曜日の夜に遠く札幌でアウェイゲーム。火曜日に帰ってコンディション調整。水曜、木曜と練習して、もう金曜日には大阪に移動。コンディショニングもさることながら、フォルランやカカウといったビッグネームがいなくなって解き放たれたように前節グッドゲームを展開したセレッソとこの状況で対戦するのは、いかにも厳しい。いくらチーム状態が上向いてきてそうだと言っても、これは如何せん厳しい。今季は本当に運がないのかもしれないとも思うし、もうそろそろそういうのすらも突き破ってほしいとも思う。

苦悩は続く。
コメント (2)
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