惹句?

 今日の神奈川新聞にこんな記事。

「<奇跡の名演を吹奏楽で再現>の惹句も踊った(後略)」

 「吹奏楽ポップスの父」(まま)故岩井直溥さんが作曲した課題曲で川崎市の市民楽団である「パストラーレ・シンフォニック・バンド」が全国大会で金賞に輝いたことを報じる記事の冒頭に出てくる「惹句」です。

 惹句とは、キャッチフレーズ、キャッチコピーの意味の日本語であることを私は辛うじて知っておりましたが、現代日本においてどれ程一般的な言葉でありましょうかね。カタカナ言葉が氾濫している事が批判されたりもする今どきですが、平賀源内の頃ならいざ知らず、現代日本においては、ここは「キャッチフレーズ」とした方が判りやすい記事になったのではないかと思う郷秋<Gauche>なのでありました。

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