名言

 かつて「自民党のブレーン」と呼ばれた慶應義塾大学名誉教授で憲法学者の小林節さんは自民党の勉強会に永年参加して分かったことがある。「意見が合わないと怒りだす人が多い」 いわく「世襲で権力者になるような人たちは自分こそが権力であり。判断基準だと思っている」(神奈川新聞「照明灯」2016627日)

 さすが郷秋<Gauche>が愛読する神奈川新聞、良い事を書く。まったくその通り。労無くして権力を手に入れた人に多いのだ。世襲の議員、オーナー企業の二代目・三代目、勘違いしてしまった公務員。

 そう云う人が確かにいる。郷秋<Gauche>の身近にもいる。意見が違う人の話にも謙虚に耳を傾けたい。自分以外の人は全て、自分とは異なる意見を持っていることをもう一度肝に銘じよう。自分と違う意見を持つ人をこそ大切にしなければならないのだ。「意見が合わないと怒りだす人」にだけはなりたくない。

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