彼岸花

 

 別名「葉無し花無し花」。葉のある時には花は無く、花のある時には葉が無いと云う意味である。11月から4月頃まで葉をだし栄養を吸収し、他の草が茂り始めると葉も消え、彼岸の開花時期まで地中でじっとしている。

 

 地中の球根がどうして彼岸を知ることが出来るのが不思議であるが、日照を感知する葉を持たないと云う事は、例えば一番暑い時期からどの気温(地温)が程度下がったらと云うように、やはり温度で開花時期を感知しているのだろう。

 

 彼岸花は種が出来ずに球根で増えるので、日本全国の彼岸花は全て同じ遺伝子を持っているのだそうだ。だから同じ場所では一斉に開花する。染井吉野と同じなのである。

 

 先に別名「葉無し花無し花」と書いたが、他にも曼珠沙華(これは有名)、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)等など、たくさんの名前を持つことでも有名である。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

7万円のコンパクトカメラって、あり?

 噂通り、RICOH(リコー)からGR Digital IVが発表された(発売は10月中旬予定)。発売は一か月も先でしかも確定していない。それでも発表したのは、これまでのユーザーがNikon(ニコン)やキヤノンから発表される新しいカメラへ流れる少しでも食い止めるためと読むのが妥当だろう。しかしだ、7万円台半ば(限定の「ホワイトエディションは8万円」が予想されるGR D IVの価格って、「あり」だろうか?

 

7万円台半ばと云えば、キヤノンのEOS Kiss X5を買って、帰りに(「和民」辺りで)一杯飲んで行ける。ニコンのD5100レンズキットなら、お釣りでそこそこのレストランで食事が出来る。食事をしなくても良い方は、スペアのバッテリーと新しいSDカードと、ちょっとしたカメラバッグを買うこともできる。ソニーのNEX-C3ダブルレンズキットなら、スペアのバッテリーと新しいSDカード(メモリースティックでもいいけど)と、ちょっといいカメラバッグを買うことができるかもしれない。

 

 7万円台半ばと云うのはそんな価格である。果たして今どき、そこまで出してコンパクトタイプのデジタルカメラを買う人がいるだろうか。確かにフィルムの時代に、普段はハッセルブラッドやニコンF一桁を使っている人が、ちょっとした時にセカンドバッグからローライ35を取り出したりしたのは格好良かった。デジタル時代にそんな格好良さを演出するのがGR Dだったが、初代の登場から6年がたった今、かつてのローライ35や初期のGR Dが担ったポジションをGR D IVが引き継げるのか、これは実に見ものだと、郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、杜鵑(ほととぎす)。今日の恩田の森Nowにはかつらの森の雑木林で自生しているものを掲載したが(Click here)、こちらは民家で植栽されていたもの。確かにこちらの方が、見栄えはいい。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

パナソニックの電動ズームはオリンパスでも使える

 827日に、パナソニックからマイクロフォーサーズ用の電動ズームレンズ、LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.が登場する(1013日発売)ことを記事にし、記事の最後に「果たしてオリンパスのM4/3機でも各機能は正しく動作するんだろうか。今後の情報に注意するとしよう」と書いた。

 

 その回答となる情報を今頃になって見つけた。まずはdpreviewこちらの記事をご覧いただきたい。記事を少しスクロールしていただくと、E-P3LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.(毎回書くのも芸がないが、ホント、長い名前だ)を装着した写真が出てくる。この写真の上に、こう書かれているのだ。

 

 Of course this is a Micro Four Thirds lens, and can therefore be used on Olympus PEN models as well as Panasonic's own Lumix G series. Olympus owners need have no fear about whether it will work - according to Panasonic it will be fully compatible with their cameras (and we've found no problems with it in early use).

 

 そうでしたか。それなら安心して使ってみましょう。とは云ってみたものの、SAMYANG7.5mm f/3.5 Fish-eye for M4/3も、もうすぐ日本国内での販売(所謂「並行輸入」物と云う事だと思うが)が開始されそうだし、かと云って両方は買えないしなぁ・・・。ちなみに、LUMIX PZ 14-42mm36,000円、SAMYANG Fish-eye30,000円程度が見込まれる。相変わらず、物欲を断ち切れない、郷秋<Gauche>であるなぁ(^^;

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日に見つけた、長さ780cmはあろうかと云う、(多分)キイロスズメバチの強大な巣。猛烈な残暑が続く今年は、スズメバチの活発な活動も続いているようです。見かけても騒がないこと。巣の10m以内に近づかないこと。自分の近く飛んできても慌てないこと。もしあれば白い布や物で髪を覆ってその場でうずくまりじっとしていること。以前に蜂に刺されたことのある人は、再度刺されないように特に注意が必要です。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

牛肉を育てる?

 郷秋<Gauche>が愛読する神奈川新聞では、その日の記事のハイライトが一面の最上段で紹介される。ハイライトと云っても、政治・経済あるいは事件事故、国際問題など難しいい記事ではなく、神奈川県内の、心温まる、ホッとする記事が紹介される。そんな記事紹介の、今日のトップは「高校生が育てた牛肉の特製カレー」である。

 

 おいおい、牛肉って、どうやって育てるんだ?まさか、大きなガラス筒に満たされた培養液の中に肉片をぶら下げて、これを培養、肥大化させる訳じゃないだろうな。良く判らないが、そんな技術があることを、少なくとも郷秋<Gauche>は聞いたことが無いぞ。郷秋<Gauche>の常識と科学知識に従えば、高校生が育てたのは肉牛であり、牛肉ではないはずだ。そして、その育てた牛の肉が「牛肉」である。

 

 もっとも、記事タイトルの下に付された記事の要約には「県立相原高校の生徒たちが育てた牛の肉を使った特製カレーが(以下略)」と書かれている。さすがに紹介記事を書いた神奈川新聞の記者も、「肉牛」と「牛肉」の違いは判っているのかと思ったのだが、肝心な記事本文の中に、またしても、このカレーの開発者の一人のコメントとして「高校生が愛情を込めて育てた肉を使っている。」と書かれている。もし、開発者の一人が、本当に、「高校生が愛情を込めて育てた肉を使っている。」とコメントしたとしても、新聞記者たる者、「愛情を込めて育てた牛の肉を使っている」と、書くべきだろうな。

 

 しかしだ、生きている動物としての牛はあくまでも「牛」であるが(用途による肉牛と乳牛の違いはあるか)、されて肉になると、「牛肉」と呼ばれるようになる。と書いて、ふと思った。英語ではもっと難しいんじゃないかと。

 

日本語では牛の肉は牛肉、豚の肉は豚肉、鶏の肉は鶏肉なのに、英語では(多分)それぞれ、ビーフ、ポーク、チキンと云うようだ。同様に、葡萄を干したものを日本語では干し葡萄と云うが、英語では、ドライド・グレープではなく、レーズンだろう。葡萄で作った酒は日本語では葡萄酒だけど、英語だとワインと云う。こう云うのって、きっと、食文化の違いが言葉にも表れていると云う事なんだろうな。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、山野に自生するムラサキシキブではなく、多分、その園芸種で庭に植えられるコムラサキの実。9月も半ばだと云うのに連日真夏日が続く横浜地方ですが、季節は確実に秋へと向かっているようではあります。ほっ。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ニコンの「ミラーレス」は買わない?!

 Nikon(ニコン)は相変わらず、「わしゃぁ、何も云っとらんぞ」(see here)と、だんまりを決め込んでいるが、噂によれば、いよいよ一週間後の今日、発表となることから、巷ではますますニコンの「ミラーレス」の話題が盛り上がっているようだ。

 

 おなじみのNikon Rumorsでは、この「ミラーレス」を買うか買わないかの投票の受付をしている(click here)。投票結果をのぞいてみると、何と「買う!」は僅か9%で、「買わない!」が圧倒的多数の64%not sure yetと態度保留が27%となっている。

 

 えっ、郷秋<Gauche>は? 勿論、not sure yetですよ。だって、噂はウワサ。正統派ニコンファンを自認する郷秋<Gauche>としては、ニコン自らが発表した情報を元に判断いたします。って、すぐ後にD700後継機の発表・発売(10月下旬発表との情報あり)が控えていますからね、両方は買えんでしょう。「ミラーレス」はサンタさん頼みだな(^^;

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、旧友が送ってくれたピオーネと新しい品種、シャシニー・マスカット。早速お礼の電話をすると、「マスカットはまだ木が若くてね」とのこと。そう、デパートから送ってくれたのではない、彼が作った葡萄である。確かに房も粒も小振りだけれど、味はなかなか。何よりも、いっとき健康を害していたTが、畑仕事が出来るまでに元気になったのが嬉しい。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

1000万画素は良心の証

 一昨日、今月21日に発表されると云うNikon(ニコン)の「ミラーレス」が、1000万画素らしいと云う記事を書いた(see here)。郷秋<Gauche>は、あの記事に二つの思いを込めたつもりである。一つは、4/3よりも更に小さなイメージセンサーなら、1000万画素で十分であると云う事。そしてもう一つは、今どき1000万画素で売れるのだろうかと云う心配。

 

 今日のPhoto Rumorsでは、15日(明後日のことだ!)にRICOH(リコー)がGR Digital 4を発表すること、そのGRD 43同様1000万画素であることが報じられていた。掲載されているスペックを見る限り、画素数以外も3とほとんど変わることころがない4なのである。実は同じことが、824日に発表になった(発売は922日)ニコンのCOOLPIX P7100にも云える。

 

 P7100は前モデルのP7000と同じ1000万画素。モニターの大きさ(3inch)も、最高感度(ISO 3200)も、光学ズーム倍率(7.1倍)も同じ。1/1.7と云う小さなイメージセンサーであることから、闇雲に画素数を増やすのではなく、画像処理エンジンの最適化や、小さな改良の積み重ねにより、より高画質を追及するニコンの姿勢が好ましい。

 

 それはそのままリコーにも云えることで、つまりはだ、ニコンもリコーも、市場に迎合しない、確固たる信念を持って自らが正しいと信ずるカメラ道を一歩一歩進んでいると云う事である。これこそが、写真とカメラを知り尽くしたメーカーの良心の証。私たちユーザーは、カタログに書かれた薄っぺらな数字ではなく、その作例を見て、五感に訴える絵を残すことを出来るカメラを選びたいものである。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今どき、実りの秋の一コマ。これはなるせの森、番匠谷戸のジャガイモ畑。ちょうど昼時で、作業を中断したままの収穫風景。これはメークインでしょうか。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

2011年F1第13戦、イタリアGP終了

 ニコンの「ミラーレス」に気を取られ、F1について書くのを忘れるところであったぞ。

 

 これまで、ドライバーズ・チャンピョンシップ2位に付けていたウェバーがリタイヤでランキング4位に転落。代わってアロンソが2位に浮上するも、トップのベッテルとのポイント差は112となり、この時点でベッテルの2年連続チャンピョンはほぼ確実なものとなった。

 

 10日に「さえない」と書いたのが悪かったわけでもあるまいが、可夢偉はマシントラブルでリタイヤ。まさに「さえない」イタリアGPとなった。

 

 イタリアGPを盛り上げてくれたのは、何とミヒャエル・シューマッハ。「老獪通せんぼう爺」は、チームから「一車身開けるように」との指示が再三飛ぶほどの、ペナルティぎりぎりのブロックでハミルトンを抑え込み、良くも往年のファンを喜ばせてくれたものであった。表彰台には届かぬ所での戦いではあったが、ベッテルがぶっちぎる、つまらないレースを大いに盛り上げてくれたのは確かである。

 

 しかしハミルトン、バトンがあっさりとパスしていったミヒャエルにてこずり、多くの視聴者に「こりゃ、ぶつけるぞ」とハラハラ期待させる辺りは、チャンピョンの名が泣くというものだ。それに引き替え、1ラップをいかに速く走るのかを追求したセッティングを完璧なものにし、冷静沈着に53周を走り切ったベッテルは、2年連続のチャンピョンに相応しいドライバーだと云えるだろうな。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

CX - FマウントアダプタはAFをサポート

 Nikon(ニコン)がいかに否定しようとも(see here)、巷にはニコンの「ミラーレス」カメラの情報が次々と湧いて出てきている。

 

 今日ご紹介する噂は、「ミラーレス」にニコンFマウントのレンズを装着するためのマウントアダプタについてである。この手のアダプタは「ミラーレス」で先行するメーカーが当然のようにラインナップしているが、膨大なFマウントレンズ資産を有するニコンにおいてこそ、その期待と価値が一段と大きなものとなることは間違いない。AFをサポートも当然と云えば当然だけれど、当然AF-S限定と云う事だろうな。だって、「ミラーレス」のボディにAF駆動モーターが入っている訳はないからね。

 

 さて、タイトルには「CX - Fマウントアダプタ」と書いたが、果たしてニコンの「ミラーレス」のマウントがCXマウントと呼ばれるのかどうかは判らない。ニコンが、「ミラーレス」のイメージセンサーサイズを「CXフォーマット」と名付けるのではないかとの噂に基づいて、郷秋<Gauche>が勝手に「CXマウント」と書いたまでの事で、アルファベット一文字のFに倣い単に「C」と呼ばれるかも知れないし、まったく別の呼び名が与えられるかもしれない。「CXマウント」はこの記事でのみ有効な仮称である。

 

注:「C」と云う名のマウント規格は実は(事実上の絶滅危惧種ではあるが)16mmシネカメラ用に既に存在している。最近では防犯カメラ用や医療用のカメラにこの規格が使われているようだ。いっとき、ケンコー・トキナーがCマウントを使ったデジタルカメラを開発中と報じられたが、続報を聞かない。スクリューマウントはやっぱり使えないと、諦めたのか。

 

 さて、そのCXマウントを使ったV1(内臓型EVF有り)やJ1(内臓型EVF無し)(と云う名前らしい。ニコンの「ミラーレス」は)に現行のNIKKORレンズを装着すると、その画角は、表示されている焦点距離の2.7倍(多分、2.62.8倍の間)相当のレンズと同等になる。例えば、明るい広角レンズとして評価の高いAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDV1に着けると、ライカ判65mm相当の画角となる。望遠とまでは云わないが、少し長めの標準レンズであり、全然広角レンズではなくなる。

 

 プレミアムズームレンズの代表格であるAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIV1に着ける(と云うより、レンズにV1を着ける)と、190-540mm相当(しかもF2.8通し)の超望遠ズームに変身する。この二つの例から、イメージセンサーの小さなカメラにライカ判用のレンズを着けると、望遠側には大層有利な代わりに、広角側にはまったく良いことなしの結果であることをご理解いただけるだろう。

 

 そこで必要になるのがテレコンバーターならぬワイドコンバーターであるが、生憎理論上の問題からレンズの後ろ側(レンズのカメラボディの間)に装着するワイドコンバーターは存在し得ない。コンパクトタイプデジタルカメラのいくつかのモデルに用意されているような、オリジナルレンズの前に装着するワイドコンバーターは可能だが、この形式のコンバーターでは、画角は広がっても光学性能の低下がはなはだしくAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDを使う意味がなくなる。結局ニコンは、望遠側はオリジナルNIKKOR+マウントアダプタに任せ、ワイド側はCXマウント専用のレンズを作らなければならないことになるんだろうな。

 

 

 今日の一枚は、70-200mm f/2.8Gに装着した、郷秋<Gauche>愛用のテレコンバーター、AF-S TC-14E II。本文中に有り得ないと書いたワイドコンバーターは、この位置に装着するものは、と云う事である。このテレコンバーターを装着した70-200mm98-280mmとなり、更にDXフォーマットのDSLRに装着すると147-420mm相当のレンズとして使用すことになるが、それでもオリジナルの2.1倍であり、CXフォーマットで使った場合の2.7倍、190-540mmには敵わない。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ニコンのミラーレスは1000万画素?

 Nikon Rumorsに、921日に発表されると噂されているNikon(ニコン)の「ミラーレス」カメラについて、内臓式EVFの有無により、二つのシリーズが存在するとか、Fマウントアダプターも同時に発表される、EVFが無いモデルは5つのボディカラーが用意されるとか、スペックもかなり細々と掲載されている。ニコンが満を持して登場させる「ミラーレス」だが、多くの人が最初に確認する画素数が、「わずか」10.1MP、つまり1010万画素しかないのが、郷秋<Gauche>もやはり気になるぞ。

 

これまで郷秋<Gauche>は幾度となく「むやみに高画素化することは意味がない」「600万画素でも十分半切まで伸ばせる」「画素数よりもイメージセンサーの大きさが問題なのだ」と主張してきた。勿論その主張は変わらないのだが、果たして「1010万画素」が、いまのデジタルカメラマーケットでどのように受け止められるかを考えた時に、これはもう、心配になる数字だろうと云わざるを得ない。だって、そうだろう。PENTAX Qでさえ1240万画素だし、ニコンのコンパクトタイプの主力は1600万画素、廉価版でさえも1400万画素なのだから。

 

 常に時の最高画素を追及するキヤノンは廉価版DSLRでも1800万画素、同じくソニーのミラーレスは廉価版で1600万画素、NEX-7に至っては2430万画素である。そこに1010万画素では、いかに「ニコンのミラーレス」とは云え、大方にはまったくアピールしないだろう。いくら郷秋<Gauche>が、じゃなくて、ニコンが、「むやみに高画素化することは意味がない」と主張したとしてもだ。

 

 しかしだ、そのニコンも600万画素のD40を発売した僅か3ヶ月後に1000万画素のD40Xを発売した「前科」があるから、要注意ではある。もっとも、ニコンDSLRエントリークラスは、その後D60D30001年毎にモデルチェンジを来り返したが、画素数は頑なまでに1000万画素を踏襲し、1400万画素に「進化」したのは3年半後に登場したD3100でのことであった。ニコンは、イメージセンサーの大きさと画素数の関係に対して、確固たる信念を持っているのである。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森の南麓の畑の隅で咲いていた黄色いコスモス。黄色いコスモスと云えば玉川大学農学部が開発したイエローガーデンとイエローキャンパスを思いだすが、イエローガーデンの黄色はもっと色が薄いし、イエローキャンパスは花弁の付け根が白くなっていたような気がする。これはキイバナコスモス(「キバンナ」とは云うが実はオレンジ)の黄色版のように見える。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

17位

 イタリアGPの予選が終わった。PPはベッテル、以下ハミルトン、バトン、アロンソ。そして、ザウバーの小林可夢偉は17位。さえないなぁ・・・。 

 


 
白いのは韮の花、薄紫がツルボ。この季節、田んぼや畑の端、道端の土手などで盛大に咲いている「雑草」。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

日経によれば・・・

 日本経済新聞(電子版、992:00配信)によれば、Nikon(ニコン)が、2011年中に「ミラーレス」デジタル一眼を発売するそうである。詳細は日経電子版掲載の記事をご覧頂きたい。ちなみに、日経電子版は有料であるが、月に20本までの記事を閲覧できるサービスは無料となっているので、こちらのサービスに登録することで、当該記事を閲覧することが可能である。

 

さて、この記事に対して、ニコンはさっそく「本日一部報道機関より、当社映像製品に関する記事が掲載されましたが、当社が発表したものではありません。」とのコメントをニュースのページにUpしている。正確な情報は自社が責任をもって発表するから、ニコンユーザーおよびファンは出所不確かな情報に惑わされないようにと云うことなのだろうが、ニコンから近々「ミラーレス」が発表されるのは写真(カメラ)愛好家には周知のこと。

 

おなじみのNikon Rumorsによれば、その発表は921日(水)に行われ、価格(レンズキット)は7万円~10万円の間、4本のレンズ、つまり10mm f/2.8 パンケーキ、10-30mm f/3.5-5.6 VR、電動ズームの10-100mm f/4.5-5.6 VR、そして焦点距離など詳細不明のマクロレンズが同時に発表される「だろう」とされている。更には「9/21説」を補強するために、各国のニコン代理店において広報イベントが開催されることも報じている。

 

日経は信頼性の高い報道機関だから、ニコンとしては「当社が発表したものではない」とわざわざコメントするが、Nikon Rumorsは、信頼性の低い、娯楽に属するメディアだからいちいち反応しないと云う事なのだろうな。と云うか、むしろ娯楽に属するメディアに期待感を煽ってもらう方が、ニコンとしては嬉しいと云う事だろう。

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日・昨日に続いて830日に長野県の霧ヶ峰八島ヶ原湿原で撮った一枚。松虫草の蜜を吸う蜂。蜂の名前までわかると良いのだが、残念ながら「蜂」。性懲りもなく、実に「先天性ワンパターン」写真だ。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

赤いD3100

 一昨日、Nikon Rumorsに「今晩、もしくは明日の夜にNikon(ニコン)のWebsiteに、何かがUpされるが、それは『大物』ではない」と云う記事が掲載された(see here)。確かに今日、ニコンのサイトに新しい製品の情報が掲載されたが、それはNikon Rumorsが主張するように、確かに「大物」ではなかった。しかし、2011年のDSRLに占めるニコンのシェアUpのためには、実に重要な意味をもったモデルであるかも知れない。

 

 今日発表されたのは、赤いボディカラーのD3100であるが、生憎ボディ単体では購入できず、18-55mm55mm-20mmの二本のレンズが付く「レンズキット」のみの販売。ヨドバシのページには書かれていないが、ニコンのwebsiteによれば、数量限定との事。お値段は、ベーシックなブラックの58,320円に対して62,820円。(郷秋<Gauche>調べ)

 

 D3100はニコンDSLRヒエラルキーの底辺を支える重要なモデルであるが、入門機故に過去平均15か月でのモデルチェンジを繰り返している。現行のD31002010916日の発売だから、次期モデル、D32002011年(今年だ)12月までには登場する(9月中に発表されるかも知れない)。つまり、赤いD3100D3200登場までのつなぎであり、シェアを1ポイントでも上げるための、カンフル剤なのである。

 

 しかしこの赤いD3100、写真で見る限りでは、色合いも塗装の質感もなかなかよろしい感じで、思わず「ポチッ」としてしまいそうだが、ボディだけならともかく、使いもしない二本のレンズまでついて来るとなると、やっぱりいらないかな、と云う感じではあるな。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて830日に長野県の霧ヶ峰八島ヶ原湿原で撮った一枚。たぶん、筑波鳥兜(つくばとりかぶと)。しかしこの写真、昨日の野薊とまったく同じ構図じゃないか。こういうのを「創造性の欠如」あるいは「先天性ワンパターン」と云うのです(^^;

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

福島大学、受験料無料化

 福島大学(福島市)が、2012年度の入学試験の受験料(正確には検定料)を無料にすることを発表した。実施済みの大学院の入学試験の受験料も無料とし、受験者には返還もするようである。2011年度は約4,200名の受験者がおり、約7,200万円の受験料収入(学部の受験料、17,000円。多くの私立大学の半額である)があったようだが、2012年度はこの収入がゼロとなる訳だな。

 

 同大学の広報資料によれば「3.11大震災及び原発事故で経済的困難に陥った被災各県の受験生が、全国のどこで避難生活を送っていても、福島大学を受験できるように支援したい」ことからの措置であるとされている。被災・罹災の有無に関係なくすべての受験者を無料とする大英断である。これはこれで素晴らしい判断であると思うが、その裏には、背に腹変えられない、大きな問題が潜んでいるのである。

 

 郡山市にある私立大学に勤務する知人に聞いた話であるが、7月に実施したキャンパス見学会への参加者(高校生及びその父母)が昨年同期の30%減であったと云う。見学者は30%減であったが、受験者となると半数以下になるのではないかと予測していると、肩を落としていた。報道によると、福島大学においてもまったく同じ状況で、8月に実施したオープンキャンパス(キャンパス見学会と同様の広報活動)の参加者が前年実績の1,100名減、3,200名であったとのこと。

 

 福島市辺りの放射線量は1.2マイクロシーベルト毎時程度ある。これは平常時の0.040.06程度の2030倍である。計画的避難区域の線量と比べれば低いが、長期間浴びたい線量でないことは間違いない。そんな地域に、福島県外から受験者・入学者が来るだろうか。県内の高校生にしても、県内の大学を敬遠し首都圏等他地区の大学への進学が増えるのは間違いないだろう。受験者半減だけなら良いが、受験者半減と云う事は入学者半減ともなりかねないのである。

 

 つまり、福島大学は受験料収入よりも入学者確保を選択したのである。勿論郷秋<Gauche>はこれを責める気はない。親方日の丸の「国立大学」から「国立大学法人」に移行して久しい今、「国大」であっても経営の視点なしには成り立ち得ないのだから。

 

 しかしだ、福島を代表する福大が入学試験の無料化を打ち出したと云う事は、県内の他の公立・私立大学への波及は必至。それでも定員を充足できない(あるいは定員充足率が「更に」低下した)と云うようなことになれば、風評により受験者・入学者が減少したとして、東電への賠償金請求へと動くことになるのだろうな。何ともはや。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、830日に長野県の霧ヶ峰八島ヶ原湿原で撮った一枚。野薊(のあざみ)とその蜜を吸う蝶。ベニシジミの仲間のように思えるが・・・。植物の名前は多少は覚えたが、相変わらず昆虫の名前はさっぱりの郷秋<Gauche>である(^^;

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ 次ページ »