唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
2011年F1第13戦、イタリアGP終了
ニコンの「ミラーレス」に気を取られ、F1について書くのを忘れるところであったぞ。
これまで、ドライバーズ・チャンピョンシップ2位に付けていたウェバーがリタイヤでランキング4位に転落。代わってアロンソが2位に浮上するも、トップのベッテルとのポイント差は112となり、この時点でベッテルの2年連続チャンピョンはほぼ確実なものとなった。
10日に「さえない」と書いたのが悪かったわけでもあるまいが、可夢偉はマシントラブルでリタイヤ。まさに「さえない」イタリアGPとなった。
イタリアGPを盛り上げてくれたのは、何とミヒャエル・シューマッハ。「老獪通せんぼう爺」は、チームから「一車身開けるように」との指示が再三飛ぶほどの、ペナルティぎりぎりのブロックでハミルトンを抑え込み、良くも往年のファンを喜ばせてくれたものであった。表彰台には届かぬ所での戦いではあったが、ベッテルがぶっちぎる、つまらないレースを大いに盛り上げてくれたのは確かである。
しかしハミルトン、バトンがあっさりとパスしていったミヒャエルにてこずり、多くの視聴者に「こりゃ、ぶつけるぞ」とハラハラ期待させる辺りは、チャンピョンの名が泣くというものだ。それに引き替え、1ラップをいかに速く走るのかを追求したセッティングを完璧なものにし、冷静沈着に53周を走り切ったベッテルは、2年連続のチャンピョンに相応しいドライバーだと云えるだろうな。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« CX - Fマウン... | 1000万画素は... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |