7万円のコンパクトカメラって、あり?

 噂通り、RICOH(リコー)からGR Digital IVが発表された(発売は10月中旬予定)。発売は一か月も先でしかも確定していない。それでも発表したのは、これまでのユーザーがNikon(ニコン)やキヤノンから発表される新しいカメラへ流れる少しでも食い止めるためと読むのが妥当だろう。しかしだ、7万円台半ば(限定の「ホワイトエディションは8万円」が予想されるGR D IVの価格って、「あり」だろうか?

 

7万円台半ばと云えば、キヤノンのEOS Kiss X5を買って、帰りに(「和民」辺りで)一杯飲んで行ける。ニコンのD5100レンズキットなら、お釣りでそこそこのレストランで食事が出来る。食事をしなくても良い方は、スペアのバッテリーと新しいSDカードと、ちょっとしたカメラバッグを買うこともできる。ソニーのNEX-C3ダブルレンズキットなら、スペアのバッテリーと新しいSDカード(メモリースティックでもいいけど)と、ちょっといいカメラバッグを買うことができるかもしれない。

 

 7万円台半ばと云うのはそんな価格である。果たして今どき、そこまで出してコンパクトタイプのデジタルカメラを買う人がいるだろうか。確かにフィルムの時代に、普段はハッセルブラッドやニコンF一桁を使っている人が、ちょっとした時にセカンドバッグからローライ35を取り出したりしたのは格好良かった。デジタル時代にそんな格好良さを演出するのがGR Dだったが、初代の登場から6年がたった今、かつてのローライ35や初期のGR Dが担ったポジションをGR D IVが引き継げるのか、これは実に見ものだと、郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、杜鵑(ほととぎす)。今日の恩田の森Nowにはかつらの森の雑木林で自生しているものを掲載したが(Click here)、こちらは民家で植栽されていたもの。確かにこちらの方が、見栄えはいい。

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恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

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