唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
日経によれば・・・
日本経済新聞(電子版、9月9日2:00配信)によれば、Nikon(ニコン)が、2011年中に「ミラーレス」デジタル一眼を発売するそうである。詳細は日経電子版掲載の記事をご覧頂きたい。ちなみに、日経電子版は有料であるが、月に20本までの記事を閲覧できるサービスは無料となっているので、こちらのサービスに登録することで、当該記事を閲覧することが可能である。
さて、この記事に対して、ニコンはさっそく「本日一部報道機関より、当社映像製品に関する記事が掲載されましたが、当社が発表したものではありません。」とのコメントをニュースのページにUpしている。正確な情報は自社が責任をもって発表するから、ニコンユーザーおよびファンは出所不確かな情報に惑わされないようにと云うことなのだろうが、ニコンから近々「ミラーレス」が発表されるのは写真(カメラ)愛好家には周知のこと。
おなじみのNikon Rumorsによれば、その発表は9月21日(水)に行われ、価格(レンズキット)は7万円~10万円の間、4本のレンズ、つまり10mm f/2.8 パンケーキ、10-30mm f/3.5-5.6 VR、電動ズームの10-100mm f/4.5-5.6 VR、そして焦点距離など詳細不明のマクロレンズが同時に発表される「だろう」とされている。更には「9/21説」を補強するために、各国のニコン代理店において広報イベントが開催されることも報じている。
日経は信頼性の高い報道機関だから、ニコンとしては「当社が発表したものではない」とわざわざコメントするが、Nikon Rumorsは、信頼性の低い、娯楽に属するメディアだからいちいち反応しないと云う事なのだろうな。と云うか、むしろ娯楽に属するメディアに期待感を煽ってもらう方が、ニコンとしては嬉しいと云う事だろう。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一昨日・昨日に続いて8月30日に長野県の霧ヶ峰八島ヶ原湿原で撮った一枚。松虫草の蜜を吸う蜂。蜂の名前までわかると良いのだが、残念ながら「蜂」。性懲りもなく、実に「先天性ワンパターン」写真だ。
赤いD3100
一昨日、Nikon Rumorsに「今晩、もしくは明日の夜にNikon(ニコン)のWebsiteに、何かがUpされるが、それは『大物』ではない」と云う記事が掲載された(see here)。確かに今日、ニコンのサイトに新しい製品の情報が掲載されたが、それはNikon Rumorsが主張するように、確かに「大物」ではなかった。しかし、2011年のDSRLに占めるニコンのシェアUpのためには、実に重要な意味をもったモデルであるかも知れない。
今日発表されたのは、赤いボディカラーのD3100であるが、生憎ボディ単体では購入できず、18-55mm、55mm-20mmの二本のレンズが付く「レンズキット」のみの販売。ヨドバシのページには書かれていないが、ニコンのwebsiteによれば、数量限定との事。お値段は、ベーシックなブラックの58,320円に対して62,820円。(郷秋<Gauche>調べ)
D3100はニコンDSLRヒエラルキーの底辺を支える重要なモデルであるが、入門機故に過去平均15か月でのモデルチェンジを繰り返している。現行のD3100は2010年9月16日の発売だから、次期モデル、D3200は2011年(今年だ)12月までには登場する(9月中に発表されるかも知れない)。つまり、赤いD3100はD3200登場までのつなぎであり、シェアを1ポイントでも上げるための、カンフル剤なのである。
しかしこの赤いD3100、写真で見る限りでは、色合いも塗装の質感もなかなかよろしい感じで、思わず「ポチッ」としてしまいそうだが、ボディだけならともかく、使いもしない二本のレンズまでついて来るとなると、やっぱりいらないかな、と云う感じではあるな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて8月30日に長野県の霧ヶ峰八島ヶ原湿原で撮った一枚。たぶん、筑波鳥兜(つくばとりかぶと)。しかしこの写真、昨日の野薊とまったく同じ構図じゃないか。こういうのを「創造性の欠如」あるいは「先天性ワンパターン」と云うのです(^^;