サムソンからNX200が登場

 Samsung Electronics(サムソン電子)がNX100の後継機、NX200を発表した(正確には92日に発表する「らしい」が、こちらのサイトには既に堂々と紹介されている)。日本製で云えば、ソニーのNEX-C3のようなカメラだが、それより画素数が多く(2,030万画素)、それより軽い(220.4グラム。点4グラムまで表示しているのが凄い)

 

 しかしこのNX200、モニターの表示言語に日本語が含まれていない(らしい)。と云う事は、NX100同様、日本で売る気はまったく無いと云う事だな。どうしても使ってみたければ、電源仕様が同じ台湾に出かけて買うか、アメリカ合衆国もしくはカナダ仕様のものを購入しても、日本でも大きな問題がなく使うことが出来るだろう。

 

 しかしだ、サムソンはどうして日本の市場に参入しないのだろうか。って、ブランド志向の強い日本では売れないことを百も承知だからなのだが、しかし、惜しい。もしNX200が日本に入ってくれば、そして多少なりとも売れるとすれば、特にソニーには大きな刺激になるだろうし、オリンパスにも、リコー=ペンタックス連合の戦略にも影響を与えるかも知れない。いずれにせよ日本の「ミラーレス市場」に少なからぬ影響を与えることと思うのだが、おそらくはまったく売れないことが確実と見て参入しないのだろうな。

 

 サムソン電子は、いっとき日本の液晶TV市場への参入を企て、大々的な広告を打ってきたが、物の見事に玉砕。世界的に見れば、相当売れている韓国製自動車も日本ではまったく売れずにこれも完全撤退している。DocomoGALAXYだけは売れているようだが、郷秋<Gauche>が思うに、GALAXYのボディのどこにもSamsungと書いていないから、日本の「docomo製」だと思い込んで購入している人がほとんどなのではないだろうか。

 

 どうして韓国製の工業製品が日本で売れないかと云う事については、書き出せば、おそらく立派な論文になるくらいのボリュームと内容になうのではないかと思うが、郷秋<Gauche>は、勿論そこまで云うつもりはない。単純に写真を撮る道具としてのNX200に興味があっての話しなのだが、だからと云って、台湾まで出かけてNX200を買って来ようかとは思わないのではあるが・・・。(すみません。落ちがない、締まらない文章で)

 

 

 例によって今日の記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日ご紹介した、標高2000m地点にあるミロのビーナスを見てから、九十九折の道を相当下って、それでもかなりの下り勾配だが、ようやくまっすぐな道になったころに現れた牧場で草を食む牛くんたち(牛さんもいるかもしれないが)。長閑である。しかしだ、せっかくの九十九折の道も、GOLFのステアリングはダルいし65タイヤの腰は砕けるしで、まったく楽しくなかったぞ。306だったら一年分のストレスが一気に解消出来たんじゃないかと思うと、まったく残念である。

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