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トヨタ車が気になる

 トヨタのクルマなど、死ぬまで決して乗ることはあるまい(自分で所有すると云う意味)と固く思っていた郷秋<Gauche>なのだが、このところ気になるトヨタ車が増えて来て、困る。

 この兆候は実は5年前程からあった。トヨタグループ某社の社長を務める豊田さんにお目にかかるために工場を訪ねる際に、電車では大変ですから名古屋駅までお向かいに上がりますとの言葉に甘えて名古屋駅太閤通り口に降り立った郷秋<Gauche>はビックリ驚いた。郷秋<Gauche>ごときが行くのだから良くてクラウンだろう云う予想は見事に外れて、そこに止っていたのはレクサスLSであった。座ったのは勿論高部座席だが、良かった。当時の郷秋<Gauche>の愛車であったアストラや306とは別の世界の乗り物のようであった。これでレクサスが気に入った。いや、これはレクサスでありトヨタではないのだと。

 こうしてレクサスに興味を持ってしまうと、今度はレクサスの中堅、ISが気になりだす。取り分けIS-F。なんでも、IS-Fが富士スピードウェイにいることをカーナビゲーションシステムが関知すると、自動的にレヴリミットが引き上げられ、スピードリミッターが解除されると云う「噂」を聞くに及んで「トヨタ凄いじゃん」と云う事になった(噂は本当ですか?)。Fは無理でも2500 F SPORTはどうだ?と思ったりもした。

 次に気になったのが、路上では余り見かける機会はないけれど二代目のアベンシス・ワゴン。勿論乗ったこともなし知っているのはCGに書かれた僅かな記事の内容だけ。でもだ、あのワゴンのスタイルは実に優れているぞ。北欧のV社のエンブレムを付けたらV車で通るその洗練されたスタイル。トヨタが真似たのか、はたまたV社が真似たのか。いや、現代的デザインテイストは今や国境を超えて共通するものなのだと郷秋<Gauche>は思いたい。

 そして86だ。手垢にまみれた表現ではあるけれど、マツダ・ロードスターをネオ・クラシックと云うならば、86は明らかにモダンだ。下手をすれば陳腐になりがちなロードスターの同類をまったくモダンな形に仕上げたトヨタに力量は敬服に値する。ロードゴーイング・レーシングカートのようだとも云われる86で、箱根をあるいは裏磐梯のワインディングロードを走って見たい郷秋<Gauche>であるぞ。

さて、「86、いいじゃん」と思っているところに今度は新型オーリスの登場だ。オーリスのデザインも郷秋<Gauche>はえらく気に入った。まったくもって「トヨタ、やるじゃん」である。しかしながら欠点もある。アベンシス・ワゴン、86、オーリスの三台に共通するほとんど唯一の欠点は、そのノーズにトヨタのエンブレムがついていることである。うぅ~~~ん、これがトヨタじゃなければ、今すぐにでも買い替えるのになぁ。って、中型ステーションワゴン、スポーツカー、Cクラスハッチバックと、カテゴリがまったく違う中から一台を選び出すのは、骨だぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、まだ収穫されないでいるサツマイモの葉っぱ。

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