唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
今日はウォークマンの誕生日
7月1日はソニーのウォークマンの誕生日。そう、29年前の今日、これが誕生していなければ、あのiPodさえも存在していなかったかも知れないという偉大な発明、ウォークマンが登場したのである。
それまで、音楽は基本的に家の中で聴くものだった。勿論カーステレオもラジカセ(ラジオとカセットデッキが一体化したミュージックプレーヤー)は存在していたから、クルマの中で音楽を聴くことが出来たし、大きく重たいラジカセを運ぶ手間を厭わなければ、電車の中でも浜辺でも音楽を聴くことは出来た。
でも、ウォークマンが画期的であったのは、それが、無理をすればジャケットのポケットに入る程の大きさであったことと、再生専用に機能を限ったこと、スピーカーを持たずヘッドフォン専用であったこと。
発売当時、今で言えばiPod classicを二つ重ねたほどの大きさだったウォークマンも見る見る小さくなり、ついにはカセットのケースとほぼ同じ小ささになったが、その少し前からはCDウォークマン、更にはMDウォークマンとそのファミリーを増やし、iPodの登場以降は、主としてフラッシュメモリを記憶媒体としたものに変わり、更に進化を続けているのはご存知の通り。
現在のポータブルオーディオのシェアと人気を見ると、ウォークマンに往年の勢いは無いが、それでもウォークマンなかりせば今日のポータブルオーディオは存在しえなかったことは事実。この点を考えると、ウォークマンは人々の生活様式までをも変えてきた、日本が世界に誇れる偉大な発明なわけである。
その意味ではもっと騒がれて良いウォークマンの誕生日であるが、ひょっとしてソニーの社員も気がついていなかったりして。まっ、今年は29回目の誕生日。来年、節目となる30回目の誕生日には、ソニーも思い切った新製品を登場させたりと、大いに張り切るかも知れないな。
例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、ヘラオオバコの花。要するに路傍の雑草の花。オオバコに似ているが、葉が「ヘラ」のようであることからヘラオオバコ。ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代には既に渡来していたという。とても観賞用として入ってきたとは思えないので、長崎出島に荷揚げされた荷物の中に混じっていた種が零れて野生化したものであろうか。
それまで、音楽は基本的に家の中で聴くものだった。勿論カーステレオもラジカセ(ラジオとカセットデッキが一体化したミュージックプレーヤー)は存在していたから、クルマの中で音楽を聴くことが出来たし、大きく重たいラジカセを運ぶ手間を厭わなければ、電車の中でも浜辺でも音楽を聴くことは出来た。
でも、ウォークマンが画期的であったのは、それが、無理をすればジャケットのポケットに入る程の大きさであったことと、再生専用に機能を限ったこと、スピーカーを持たずヘッドフォン専用であったこと。
発売当時、今で言えばiPod classicを二つ重ねたほどの大きさだったウォークマンも見る見る小さくなり、ついにはカセットのケースとほぼ同じ小ささになったが、その少し前からはCDウォークマン、更にはMDウォークマンとそのファミリーを増やし、iPodの登場以降は、主としてフラッシュメモリを記憶媒体としたものに変わり、更に進化を続けているのはご存知の通り。
現在のポータブルオーディオのシェアと人気を見ると、ウォークマンに往年の勢いは無いが、それでもウォークマンなかりせば今日のポータブルオーディオは存在しえなかったことは事実。この点を考えると、ウォークマンは人々の生活様式までをも変えてきた、日本が世界に誇れる偉大な発明なわけである。
その意味ではもっと騒がれて良いウォークマンの誕生日であるが、ひょっとしてソニーの社員も気がついていなかったりして。まっ、今年は29回目の誕生日。来年、節目となる30回目の誕生日には、ソニーも思い切った新製品を登場させたりと、大いに張り切るかも知れないな。
例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、ヘラオオバコの花。要するに路傍の雑草の花。オオバコに似ているが、葉が「ヘラ」のようであることからヘラオオバコ。ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代には既に渡来していたという。とても観賞用として入ってきたとは思えないので、長崎出島に荷揚げされた荷物の中に混じっていた種が零れて野生化したものであろうか。
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