新政令指定都市、相模原市は3区?

 昨年の今頃、2010年4月に政令指定都市移行を目指す相模原市の区割りのことについて、「2008年度に決定するのだという」と書いたが、今日の神奈川新聞で、「市行政区画等審議会」が3区案を答申する方針を決めた事が報じられていた。

 郷秋<Gauche>は5区もしくは4区を予想していたが、それよりも少ない3区を答申するのは、郷秋<Gauche>が各区の面積を考慮に入れたのに対して、審議会はもっぱらバランスの良い人口配分を念頭に考えたことによる違いである。

 現相模原市の半分以上を占める新市域、つまり旧城山町、旧相模湖町、旧藤野町、旧津久井町が、いずれも広大な面積を有しながらも(旧城山町はそれほど広くはない)人口が少ないことから、市東部に位置する小田急線相模大野駅を中心とするC区、JR相模原駅を中心とするB区との人口バランスを考え、旧4町とJR橋本駅近辺を一つにまとめたA区とした案に至ったようである(合併によって編入された新市域を、例え便宜的にであってもC区ではなくA区としたのは旧4町民への配慮だろう)。

 広大な面積を有する過疎区と人口密集区が並存する先例は、仙台市や静岡市にもあるが、如何にもバランスが悪い。「合併有りき」の結果であるからいたし方が無いだろ。因みにA区(新市域)の人口は17万人であるが、占める面積は約70%、B区は人口26万人で面積は15%、C区は同様に27万人、15%(面積は郷秋<Gauche>の目見当)。

 相模原市では3区案の答申を受け、今後はパブリックコメント(どうして行政はこういうカタカナ語を使うんだろう。意味を理解できないお年寄りも多いだろうに!)を実施し、秋に最終決定。「市行政区画等審議会」では9月以降区名についての検討に入るという。

 当るかどうか自信はないけれど、郷秋<Gauche>の区名予想を書いておこう。
  A区:橋本区(西区もありか)
  B区:中区(中央区では他2区が「地方」扱いで納得しない)
  C区:大野区(これはほぼ間違いなし?)

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萬金ギョーザ(おまけ:小田急相模原駅近くの餃子屋さん)


 しばらく前に「紫陽花の季節もそろそろ終わりか」と書いた記憶があるけれど、実はそれ以降に次々に登場する紫陽花の写真。これまで青系ばかりだったけれど、今日の紫陽花は赤系ということでお許し願いたい(^^;。
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