10月の模型進捗状況 その2

2011年10月21日 23時59分59秒 | 鉄道模型/製作中-キハ2041【完成】
ようやく金曜日です。
連日の自転車通学に疲れたので、今朝はバス通学にしてみました。
金曜日は2-5限が通しなのですが、好きな授業(ゼミ含む)が集中しているので、出来るだけ体力を温存しておきたいのです。
おかげで今日は内容もノートもバッチリ!(笑

さて、最近頻度が上がっている模型の話。
前回のキハ189系と並行して、こんなものを製作中です。


頼まれ物の雄別鉄道キハ49200Y。(左) 鉄道コレクション第13弾の製品です。
国鉄キハ21の亜流車でいわゆる「バス窓」を有していることから、塗り替えてキハ21やキハ20初期車の雰囲気を楽しまれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、塗り替えただけでは細かな点で差異が生じてしまいます。
たとえば実際にキハ20初期車に加工する場合、

・前面の加工
・トイレ窓の新設
・窓の間隔をずらす
・屋根上の加工(ベンチレータ換装、排気管新設)

などなど、たいへん地味で面倒な加工が続きます。仮に完成して何処かで走らせても気付いてもらえないかもしれません。
まぁ、それを今からやろうとしているわけですが…。

依頼も踏まえて、プロトタイプはキハ20 41に決定。
キハ20初期車ながら、何とJR九州に継承されて地域色を纏い、最後のバス窓車として生き永らえた車両です。
地域色とはアイボリーに青の帯、現在でもキハ40系列で見られるあの塗色。最古参のキハ20から当時まだ車齢10年未満のキハ47まで同じ色で統一したところに、JR発足当初における画一化第一歩の面白味(?)が見出せると思います。


まずは前面の加工。
41番は車体のアイボリーが屋根まで続いているので、境目をサンドペーパーで均します。
それから貫通扉脇の手すりを削って、テールライトを小型化すべく慎重に削っていきます。
分かりにくいですが、右が加工後、左が加工前です。


この車両最大の加工は窓の間隔をずらすこと。
同じく鉄コレ13弾の鹿島臨海鉄道キハ2000をものさしにして、窓の位置を大まかにケガキ。


11/10/03 倉敷貨物ターミナル
参考に水島臨海鉄道のキハ205。
写真中央の窓柱のみ、排気管が通っているので太くなっています。
模型に換算するとこの太い窓柱が約5ミリ、それを中心に約0.5ミリずつずれていくことになります。


側灯を削って、トイレ窓も位置確認。
ドアの小窓も追加しなければなりませんね。
更には戸袋窓も小さくする必要がありそうですが、ここは割愛しましょうか…。


というわけで、横は帯を、縦は削った側灯の中心を目印に窓をゴッソリ切り取りました。
車体の強度を保つために片面ずつの加工です。もう後には戻れません。


トイレ窓は、1枚目の右に写っていたジャンクのKATO製キハ25から。


元の窓を少し拡大して、形を整えたトイレ窓を帯を目印にしてパチッと嵌め込みます。
(ただでさえ慣れないこの手の加工で、綺麗に嵌った時の嬉しさといったら!笑)
足りない下の部分はプラ板で埋めて、ひとまずこれで一歩進んだことになりました。

長くなりましたが、次は本格的な窓の加工に移ります。

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