年貢の納め時

2011年12月26日 23時50分40秒 | 日記
今朝は京都市内でも雪が降ったそうです。
と言うのも、9時頃に近所の交差点の日陰になっている部分に少し残雪を見ただけなのです。
金閣周辺、大学の辺りは積もっていたようですね。

昨夜は友人(男)と「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を観に行ってきました。
去年のクリスマスもこれまた友人(男)と「ノルウェイの森」を観に行っていましたが、何故2年も連続してこんな日に映画を観に行ったのか、さっぱり分かりません。
おまけに雪まで降り出して、男2人にとっては全くもって余計な演出でした。

で、映画の方は…いま、今年のうちに観ておいて良かったと思います。
制作意図でも触れられていましたが、70年前の日本は、不況が続いて閉塞感が漂い、総理大臣が相次いで交代するなど、現在と全く状況が似ていたんですね。
マスコミがやたらと世論を煽り立て、国民は戦争(当然、認識としては海の向こうの出来事)が起きれば景気が良くなると信じている。
しかし、事の本質を見抜かないまま、日本というバスは走り出してしまったのです。
走り出したら、簡単には止められない。

山本五十六に関しては、聞き覚えのあるエピソードのようなところは押さえられていて、オン(軍人)とオフ(プライベート)の差もよく描かれていたと思います。
ブーゲンビルでの最期は(実際に彼がどう死んだかは諸説分かれるものの)やはり役所さんにしか出来ない演技だなと思いました。
結果として、彼の願ったものとは全く違う形で終戦を迎えてしまったわけですが、その結果への道を日本はいま再び歩もうとしていないか、我々に強く問われているような気がしました。
映画を観た後は、自転車を走らせて、四条通のラーメン屋さんで〆。

今日は朝からバイト。
年内最後ということで、仕事納めといった感じです。
終わってからは、先生の大サービスで(?)ちょっと高級なレストランに連れていってもらいました。
3回生ともなると進路や卒論の話にもなるわけで、軽くではありますが、京都学のおもしろさであったり、将来的に考えていることを話すことが出来ました。
こうして予期せぬ勢いで周囲の期待がどんどん高まっていくわけですが(笑)、こうなると「やらなければならない」と自分の中での目標が半ば義務化されて、モチベーションが上がることは確かです。
おそらく自分が卒業する時にも何処かに連れていってもらえるでしょうから(笑)、その時にまたいい報告が出来ればと思います。

一旦帰宅した後は、電車に乗って大学へ、そして6限へ。
「宗教学概論」でついに法然の思想が登場したところで冬休みに入りました。
明日から30日までの予定は全くの白紙なのですが(笑)、旅の予定は8割方出来上がったので、いよいよレポートに手を付けたいと思います。


写真は夏休みの分より、蟹田に入線するキハ40形の普通列車。
きっと今頃は大雪に見舞われていることでしょう。そういえば、津軽線の気動車は来春のダイヤ改正で日中の多くが単行になってしまうようです。

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