謹賀新年

2012年01月04日 23時46分49秒 | 日記
31日の朝に家を出て、今日の昼過ぎに帰ってきました。
文学を追いかけながら、日本の「帰省」を味わった旅とでも言っておきましょうか。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。

行先はズバリ「雪国」でした。
これまで冬は四国・九州ばかり行っていたのですが、今回は天候にも恵まれ、懸念していた寒さもそれほどではありませんでした。
もちろんそれなりの装備はしていたものの、いざ帰ってきてみると、京都の方が寒いような気もします。
やはり盆地の寒さは好きになれません…。

そして、ようやく年賀状に目を通すことが出来ました。
半数以上が過去お世話になった先生方なのですが、今年は教育実習に行く旨を書いたところ、温かいメッセージも幾つか。
特に、高校で現代文を担当されていた先生(個人的に高校生活で最も印象に残った先生でもある)は、退職されても相変わらず達筆で、家に居ながらにして授業を受けているような、そんな気分に。
卒業後もこうして年に一度はやりとり出来るのですから、年賀状というものは、素晴らしい日本の文化だと思います。

さて、30日に昨年の総括を書いたところで、今年の目標を。
5日間、列車に揺られながらアレコレ考えていたのですが、今年のキーワードは「還元」。
自分のやっていること・好きなことを、他の誰かにも分け与えられるような、そんな一年にしていければと思っています。
今までは何事も「自分のために」やっていたことが多かったのですが、去年の下半期頃から、その体験や感動を他の人と分け合うと、思いのほか幸せな気分になれることが分かりました。
分かりにくい表現ですが、自分の好きなことを「そのまま」人に伝えられるということは、将来就く職業に置き換えると、まさに教職のことではないかと思い始めたのです。
これまでの学びや体験も、現在やっている研究その他諸々も、全てそのまま将来に生かすことが出来ると考えれば、ちょっと世の中が楽しくなりませんか?

そのためには、今年控えているメイン・イベントの教育実習や卒業論文など、為すべきことをきちんと為すことが重要です。そして学生生活最後の一年が始まりますから、学生のうちに出来ることも最大限に。
2012年は何かと勝負の一年、これまで以上に周囲の皆さんにはお世話になることも多いと思いますが、当ブログ共々どうぞよろしくお願いいたします。


写真は蟹田にて、今年の初乗りとなった「リゾートビューあすなろ津軽」です。
元日の乗客は10人足らず。三厩まで延長すればもう少し乗ると思うのですが、いろいろ制約もあるのでしょうか。

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