goo blog サービス終了のお知らせ 

奈良線の103系を撮る

2017年12月10日 23時58分05秒 | 鉄道関係
12月に入り、大掃除を始めました。
悩ましいのはやはり今年も増えた模型と書籍、そして地味に嵩むのが美術館や博物館のしおりやパンフレット類。
職業柄、どこで何が役に立つか分からないというのは何度も経験しているので、そう簡単には捨てられず、何とか整理だけでもと思っているところです。まぁ、ぼちぼちと。(笑)

そんな具合ですから、まともに掃除が進んだのはお昼の小一時間ほど(笑)、外を見ると良い感じの曇り具合だったので、奈良線沿線へ。
前回は8月でした。気候が落ち着いたら撮りに行こうと思っていたのですが、今度は長い冬に突入してしまいました。
103系の運用が一部221系に置き換わってから1年余。複線化工事は進みつつありますが、車両面での変化は特にないようです。


今回は少し足を延ばして新田駅周辺へ。
この辺りの奈良線は住宅地のなかを掘割で抜けていきます。早速やって来たのはクハ103-167先頭のNS401編成。この車両も息が長いですね。


JR小倉駅方面へ歩いていくと、跨線橋があったので構えてみます。
奥が新田駅。電線類を気にしなければ、なかなか良い感じの角度かも?


振り返ると緩いカーブが広がっています。。
6連の「みやこ路快速」ならば綺麗なS字を描いてくれることでしょう。103系は総じて4連なので要工夫ですね。


奥に見える踏切で撮った後は、JR小倉駅へと徒歩移動。


線路沿いに住宅地を歩いていると、ここまで北を目指していた線路が突如東へと大きくカーブ。ふと視界が開けて伏見桃山城が見えました。
向こうには低地が広がっていますが、これは戦前まで一帯に広がっていた巨椋池の跡。建設当時、迂回を余儀なくされた奈良線はこの池をぐるっと囲むようにして宇治や六地蔵を経由し京都へと向かっています。
城の山裾はちょうど六地蔵・桃山間にあたりますが、あの遥か彼方まで湖のような池が広がっていたとは、改めてそのスケールの大きさに驚きます。月の綺麗な日には良い眺めが広がっていたでしょうし、秀吉が城を築いたのも納得です。


そんな歴史に思いを馳せながら、JR小倉駅へ。
帰りの電車は221系、交換待ちのある駅では半自動ドアが活躍していました。更新車も100%となり、やはり乗るならこちらに軍配が上がりますね……。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿